「なんで!?」出産後、思うように赤ちゃんのお世話ができず涙する私。看護学生にある言葉をかけられ
私の出産は安産で、5時間くらいで無事に生まれました。出産後はすぐにおなかがへこむと思っていたのですが、おなかは出たまま! そして、腰も足の付け根も痛いことに驚きました。
看護学生の言葉に驚き!
初めての授乳のとき、助産師さんや看護師さんの中には「お母さんだから」「この子のために」と厳しいことを言う人もいました。その言葉を聞き私は「体調がすぐれない病人みたいなのに」とつらかったです。そして、元気に授乳できる他のお母さんたちと自分を比べては涙ぐみ、「自分は情けない母親なんだ」と思う入院生活でした。
そんなとき実習に来ていた20歳の看護学生さんが「いいんですよ。いろんなお母さんがいて! そんなにみんな最初からうまくできるわけないですよ」とやさしい言葉をかけてくれました。「まだ20歳なのに。
なんで私の気持ちがわかるのかしら?」と驚きました。彼女の言葉で少しづつ自信を取り戻しました。
◇ ◇ ◇
体調が万全ではない中、赤ちゃんのお世話が始まり焦ってしまうこともあると思います。そして、周りのママたちがじょうずにお世話しているように見え落ち込んでしまうこともあるかもしれません。ママも初めて、赤ちゃんも初めて、経産婦さんであっても今生まれた赤ちゃんのお世話は初めてで手探り状態で頑張っているのです。自分の体調と相談しながら、ゆっくりと赤ちゃんのお世話に慣れていけると良いですね。
監修/助産師 松田玲子
作画/いずのすずみ
著者:美咲一花
「泣きのアピール」あきばさやかの「笑うしかない育児」Vol.40 | HugMug