「えっ?まさか…洗わなかったせい!?」予想外だったアレルギー症状の原因
息子の卵アレルギーが判明したのは、まだ離乳食を開始していなかった生後5カ月になってすぐのころです。思わぬ私のうっかりで息子の首や腕にたくさんの発疹が出てしまい、大慌てした体験談をお話ししたいと思います。
突然赤いブツブツが!?
ある日、生後5カ月の息子をあやしながら昼食を食べていた私。ふと見ると、息子の首もとが赤くなっていることに気がつきました。「あれっ? 何だろう?」と思っていると、胸や腕まで赤いブツブツが広がっていきました。当時の実際の写真がこちらです。
「あせも? それともダニに刺されたのかな?」と焦ったものの、まだ離乳食を開始していなかったので、私の頭の中でその症状と食物アレルギーが結びつきませんでした。
もしかして…これのせい?
幸い息子の機嫌はよかったのですが、念のため病院へ連れていくことに。出かける準備をしながら食卓の上に目をやったとき、ドキリとしました。私がお昼に食べていたのは卵かけご飯だったのです。
卵を割ったあと、手に白身が付いたのでウェットティッシュで拭いていたものの、しっかりと洗ってはいませんでした。「もしかして、私の手に残っていた卵のせい?」と、ようやく卵アレルギーの可能性に思い至りました。
結果はやはり卵アレルギー
診察までの1時間ほどで息子の症状は治まっていましたが、患部を撮った写真を見せたうえで卵に触れてしまった可能性を医師に伝えました。すると、「手に付いた少量の卵でも、アレルギー症状が出ることはありますね。血液検査をしておきましょうか」ということで、後日結果を見てみると、やはり息子は卵アレルギーでした。
医師から「先日の発疹も、卵が原因だった可能性が高いです」と言われ、自分の危機管理の甘さを反省しました。同時にアレルギーに対する意識が強まった出来事でした。
私の手に少し付いた卵によってアレルギー反応が出るなんて予想だにせず、息子には悪いことをしてしまいました。
医師によると、数カ月後にアレルギーが治っていることもあるそうなので、再検査をする予定です。それ以来、失敗を繰り返さないよう、卵を扱ったあとは入念に手を洗うようにしています。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。