育児がもっと楽しくなった!赤ちゃんの気持ちが理解できるベビーサイン【ラクに楽しく♪特集】
何が不快なのか、どうしてあげたらいいのか困っていたら、娘が(飲む)のサインを出しました。
さっき飲ませたばかりだけど…と戸惑いながらも少し口に含ませると、満足したように寝付いたことがあり、まだ自分の要求を言葉で伝えられない赤ちゃんが意思を伝えてくれたことに、とても感動しました。赤ちゃんの要望を理解し、きちんと対応できることで、赤ちゃんがぐずることが少なくなり、私もイライラすることが減りました。
1歳半ごろになって言葉がじょうずに話せるようになってくると、だんだんとサインは出さなくなりましたが、日常の暮らしのなかで、黒くなってきたバナナを(きりん)、オレンジの断面を(花)と表すことがあり、子どもの目で見る世界をおすそ分けしてもらえる素敵な期間でした。要求や考えがわかることでこちらもイライラすることが減りました。
著者:ライター 横山まい
三児の母。夫の転勤に伴い三人別々の県で出産し子育てをしている。転勤妻としての妊娠・出産・子育ての経験に基づき、体験談を中心に執筆している。