子育て情報『キラキラワーママを目指すとハマる、恐ろしい泥沼について』

キラキラワーママを目指すとハマる、恐ろしい泥沼について

2018年2月15日 07:01
 

4月から復帰!
さあ、子育てと仕事を両立して、自分磨きも忘れずにがんばるぞ!というあなた。
もしかして、キラキラワーママに憧れちゃっていませんか?
アブナイあぶない……。
キラキラワーママを目指す人々がはまりがちな恐ろしい泥沼について、虚実取り混ぜてお伝えします。

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キラキラワーママを目指すとハマる、恐ろしい泥沼について


キラキラワーママとは

テレビや雑誌で活躍しているタレントや読者モデルのライフスタイルには憧れてしまいますよね。
毎日手作りのお弁当を作り、土日は子どもと遊び、自宅は適度におしゃれ、仕事は素敵なポジションでバリバリ、女らしいけど性格は男前、とてもママには見えない体型で華やかな笑顔を周りに振りまく、そんなワーママを「キラキラワーママ」と呼びます。
憧れませんか?
私は憧れます。
すごいなあと思うし、なれるものならなってみたいと思う。
でも、残念ながらそこまで完璧な本当のキラキラワーママはリアルでは存在しないことも知っています。
キラキラワーママを目指すとハマる、恐ろしい泥沼について


キラキラワーママはこうして作られる

例えば雑誌で「●●ママの1日」を紹介している記事を見ると、素敵だなと思いますよね。
でも、私は職業がライターなので裏側を知っています。
ああいう記事はウソだとまでは言いませんが、ほとんどの場合「演出」が入っています。
ウソじゃないと言える程度に。
まず、ああいうページがどうやって作られるか手順をお伝えしましょう。

雑誌の企画が決まったら、編集者は掲載したい会社の広報部に「適当な人を紹介してください」とお願いするところからページの作成がはじまります(営業部から「この会社の人を紹介してください」と大人の事情を加味したリストが回ってきたりします)。
広報部の人は「どうせ雑誌に載るならうちの会社のイメージアップになるような社員を出そう」と考えますよね。

そこでキャリアも見た目もナイスなママ社員を選びます。
広報に指名された社員のなかには何度も雑誌に取り上げられている「プロキラキラワーママ」もいるでしょう。
そうでない人だって仕事ですからニコニコと対応します。
「ちょっと違うな」と思っても少しは演じますよ。
休日はシミのついたスエットでゴロゴロしてるなんて言えません(言ってもカット)「はい。お休みの日は自由が丘のお気に入りのカフェで息子とデートするのが楽しみです」なんて答えたりするんですよね。

プロのカメラマンが美しく撮影し、編集者やライターが美しい言葉で飾れば「まるで雑誌に載っているようなキラキラワーママ」ができあがりです。
それが悪いわけではありません。
こうなりたいって憧れる存在は必要でし、読めば参考になることもたくさんあります。

だけど、それを100%真に受けるのはダメ。
だって「虚像」だから。作られたイメージでしかないから。
実在しないから。
キラキラワーママを目指すとハマる、恐ろしい泥沼について


キラキラの泥沼にはまらないで

正解のある競争は消耗するだけです。
キラキラワーママの恐ろしいところは「だいたいこういう感じ」という「正解」が見えているところです。
わかりやすいから、それをひとつひとつなぞりたくなる。
もちろん、やってもいいんですが「全部」やろうとしても無理なんです。
だって虚像であり、イメージだから、生身の人間がちゃんとできるわけがない。

でも、私たち日本の女性は優秀ですから、それが災いして何となくできるような気になってしまう。
そして、「全部できない自分はダメだ」と思ってしまいがちです。

するとどうなるか。
いくらちゃんとやっても、自分がちゃんとやっていることを認められない、何をどうしても「もっとちゃんとしなきゃ」と自分を追い詰めてしまいます。
そして、がんばればがんばるほど自己肯定感が下がり、子育てがつらくなる……そんな泥沼に落ち込んでしまいます。
キラキラワーママを目指すとハマる、恐ろしい泥沼について


できないんじゃない、やらないんだ!

では、キラキラの泥沼にはまり込まないためにはどうしたらいいのでしょうか。
ここで普通は「人は人、自分は自分らしく子育てしよう」とか「完璧を目指さないで」とか言うんですが……できないから、ついふらふらとキラキラ方面に憧れてしまうのですよね。

私のようにうっかりキラキラに憧れてしまう人は、逆に「やれるけどあえてやらない」と言い張ってみてはどうかとご提案します。
「ええ、私だってブランドものの服を着て自由が丘でランチくらいいただけますが、あえて自宅でおとといのカレーをあたためていますのよ」というスタンスです。負け惜しみ?いいえ、やらないという選択肢を自分で選んでいるということにしましょう。
そう考えるだけで、なんだか「自分らしい子育て」ができているような気になれますよ。

(文・曽田照子

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