子育て情報『ナチュラルすぎて逆に不自然、自然派育児もやり過ぎないで』

ナチュラルすぎて逆に不自然、自然派育児もやり過ぎないで

2018年6月7日 00:01
 

身体によいもの、環境に優しいもの、ナチュラルなものを積極的に取り入れて「ていねいな暮らし」をするのはもちろんいいことなんですが、やり過ぎはちょっと…というお話しです。

自然派育児はいいことだらけ?

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ナチュラルすぎて逆に不自然、自然派育児もやり過ぎないで

というわけで、自然派育児をやり過ぎたらどうなるかを見てみましょう。以下に挙げた例は、特定個人を刺す物ではありません。
やり過ぎ例①押しつけ私は知り合いや友人に自然派育児を押しつけられたことはありません。私の知り合いの自然派のみなさんは、良識があるかたばかりです。
しかし、自然派育児をしている人の中には、「この素晴らしさを周囲の人にお伝えしなければ!」と使命感にかられてしまう人も少数いるようです。
いいことは誰かにすすめたい、というのは私たち人間の本能かも知れません。しかしいくら善意でもしつこく「これいいから、絶対いいから、ためしてみて!」と押しつけらると誰もがウンザリ…ちょっと距離を置こうかなと思ってしまいます。やり過ぎ例②マウンティングそれでも、おすすめだけならまだいいのです。「市販のお菓子なんかとんでもない」と人の衣食住をけなしたり、「◎◎を食べるとこんな害がある」と脅したりされると、いくら善意のつもりの発言でも、とっても不愉快。女性同士ならそこに隠れたマウンティングすら感じます。
「あなたのため」という忠告を隠れ蓑にして「市販のお菓子なんか与えない私すごいでしょ」「◎◎の害について教えてあげている私すごいでしょ」と得意になりすぎる姿は、ナチュラルじゃないなあと思います。やり過ぎ例③ビジネスマウンティングにさらにお金がからむと面倒くさいことになります。自然食品にはまってると思っていたら、自然食品を扱うネットワークビジネス(すべてが悪徳ではありませんが)にはまっていた、というのはよくある話です。自然派育児の人から「友達を紹介して…」といわれたらけっこう危険です。やり過ぎ例④子どもが危険自然派育児を追い求めるあまり、肝心の子どもにガマンを強いてはいないでしょうか。友達と同じおやつはダメ、テレビは禁止、ゲームなんてもってのほか、とガマンさせられて育った子が、お友達の家でジャンクなお菓子をむさぼったり、テレビに張り付いて動かなかったり…という例があります。子どものために、と始めた自然派育児が、子どもに無理をさせ、ゆがめてしまっては本末転倒です。

行きすぎると命に関わることも

冬場におむつなし育児を実践して風邪を引かせるくらいなら、おむつをして保温してあげた方がいいよなと私は思います。
風邪程度の話ですめばいいのですが、自然派育児にこだわり薬や医療行為を否定すると命に関わることがあります。2009年山口県で、民間療法の一種であるホメオパシーを信じている助産師が、ビタミンK投与が必要な赤ちゃんにいわゆる「レメディ」を与え、赤ちゃんは死亡してしまう、といういういたましい事件がありました。「昔からある自然の知恵だから」などと民間療法だけに頼るのはやはり危険です。

何事もほどほどに

ナチュラルすぎて逆に不自然、自然派育児もやり過ぎないで

自然にある毒キノコやフグは食べたら有害です。人工の粉ミルクは赤ちゃんの栄養になります。自然だからいい、人工だからダメというわけではないですよね。
もう一度書きますが、このコラムは、自然派育児、「やりすぎ」じゃないなら、どんどんやってください(でもやり過ぎはダメよ)、というスタンスです。何事もほどほどに。不自然にならない程度がいいんじゃないかなと思います。

(文・曽田照子

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