子育て情報『登下校中の事件・事故から子どもを守るためにママ・パパができること』

登下校中の事件・事故から子どもを守るためにママ・パパができること

2018年7月12日 00:01
 

小学生が被害者になる事件、登下校時に狙われることが多いそうです。通学時間帯に子どもを物色する不審者もいるのだとか。共働きで小学校の送り迎えができないママ・パパが子どもを守るために、どんなことができるのでしょうか。

見逃してませんか?こんな危険

目次

・見逃してませんか?こんな危険
・登下校の安全を守るためにしておきたいこと
・お子さんに「あなたを大切に思っている」と伝えるチャンス
登下校中の事件・事故から子どもを守るためにママ・パパができること

通学路で「まちぶせ」の恐怖子どもが被害者になる犯罪で多いのが登下校の際に巻き込まれるというケース。私たちが歩き慣れた安全な道と思い込んでいても、犯罪者にしてみれば「ここで待っていれば、いつもの時間に子どもが必ず通る」という場所でもあるんですね。
樹木の茂った公園や駐車場、空き家がある共同住宅など、人の目が届きにくい場所は結構たくさんあります。通学路の安全、交通安全はもちろん大事ですがそれ以外の目線でも考えてみましょう。本当の不審者は怪しくないこともある「ちかんにちゅうい」の看板に描かれたオオカミ、見るからに怪しいおじさんの絵。効果があるかどうかわかりませんがあの手の看板で「怪しく見えない人は怪しくない」とすり込まれてしまっていませんか。
住宅街に忍び込む空き巣が(セールスマンに見えるように)スーツを着ているように、学校に忍び込む泥棒は(先生に見えるように)ジャージー姿だったりするのだとか。
見るからに怪しい人物だけが危険ではない、ということを覚えておきましょう。家のすぐ近所何となく家が近いと安心してしまうものですが、自宅のすぐ近くだからといって、犯罪に合う可能性が小さくなるわけではありませんよね。男子も油断できない少し前は性犯罪の被害に遭うのは女の子だけと誰もが思っていましたが、男の子を狙った犯罪も少なくありません。

登下校の安全を守るためにしておきたいこと

登下校中の事件・事故から子どもを守るためにママ・パパができること

定期的に通学路をリサーチ土日の朝などに、お子さんと通学路を散歩して危険な場所がないかリサーチしましょう。お子さんの目線でどう見えるかの確認をしつつ、危険箇所を探しましょう。
何かの時にお子さんが駆け込める「こども110番の家」の場所もチェック。
また不審者情報や治安情報が地図上でわかる「ガッコム安全ナビ」なども見ておきましょう。近所の人と顔つなぎお子さんと一緒に出掛ける時、近所の人に出会ったらできるだけ積極的にあいさつをしましょう。お子さんが不審人物と一緒に歩いているところに、近所のおばさんが「あら、今日はどこへ行くの?」と声を掛けてくれて助かった、という例もあります。PTA活動にもできるだけ参加をなにかと批判も多いPTA活動ですが、登下校時の見守りなどは組織的にやったほうが効果的なのは確かです。できるだけ参加しましょう。
お子さんを見守る目は、多いほうがいいですよね。子ども本人の危機意識も大切大切なのが本人の意識。どう考えてもきびきび歩いている子より、ぼーっと歩いている子のほうが被害者になりやすいですね。
登下校中も、できるだけ単独行動は避けるのがベター。寄り道したり、止まっている車に近づいたりしない、知らない人には近づかない。防犯ブザーをあてにしすぎないこれはわが家の体験ですが、次女が小1の夏、防犯ブザーを鳴らし、泣きながら帰ってきたことがありました。
同級生とふざけていて鳴らしてしまい、止め方がわからなくて泣きながら帰ってきたのだとか。何もなくてよかったんですが、小学校1年生の女の子が防犯ブザーを鳴らしながら歩いていても、大人は誰も声を掛けなかった、という事実にがくぜんとしました。
(…うかつに声を掛けて不審者扱いされては困る、ということもあるでしょう。もしかしたら声を掛けずに黙って見守ってくれた人もいたかも知れませんが…)
防犯ブザーは一瞬、人の注意を集めます。何かの時にとっさに鳴らすことができれば注目を浴びて犯人をひるませ、逃げるすきを作ることはできるでしょう。
でも、防犯ブザーは助けを呼ぶ魔法のブザーではありません。持たせたからといって安心ではないんですね。

お子さんに「あなたを大切に思っている」と伝えるチャンス

安全対策を考える時、幼い子に人を疑うことを教えるなんて…と思ってしまいますが、万が一にも被害者になってしまっては大変です。
あまり怖がらせないよう、しかしきちんと自分の身を守る行動ができるようにしっかりと話し合いましょう。
お子さんと一緒に安全を考えるのは、「あなたの存在を大切に思っているんだよ」と愛情を伝えることでもあります。

(文・曽田照子

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