子育て情報『「しつけ」としての体罰はアリ?ナシ?』

2019年3月13日 00:01

「しつけ」としての体罰はアリ?ナシ?

思うとおりにならない子どもにイライラしてつい怒鳴ったり、叩いてしまったり、ということは誰にでもありうることです。でも「体罰」に頼るしつけは、子どもに悪影響を及ぼすことが分かっています。

またしても虐待で子どもの命が……

親からの虐待を受けて子どもが亡くなった、というニュースが年に何度か世間を騒がせます。ニュースにならないでひっそりと亡くなってしまった子や、日常的に身体的な暴力や、暴言、食事を与えられないなど虐待にさらされている子は、きっと私たちが想像するよりも多いのでしょう。
ワイドショーでは行政の対応が悪かったと騒いでいますが、そもそも虐待をしてしまった親の側が問題です。

昔は体罰オッケーだった?

虐待をしている親の多くが「しつけのつもりだった」といいます。「叩かないと分からない」「身体に教えてやる」「生意気にならないように怒鳴りつける」……そして「昭和の時代には愛の鞭はオッケーだったのに」という主張。
確かに私が小学生だった時代は子どもにビンタする先生や頭をどつく、お尻ペンペンくらいはふつうにありました。私もやられて育ちました。
「当時は大丈夫だったのにどうしてダメなのか?」という意見には「ダメだということがはっきり分かったから」と回答したいと思います。ヴぇ昔はチャイルドシートをしなくて良かったから今もしなくて良い、とか、昔の人は食事の前に手を洗わなかったから今も洗わなくて良い、という人はいませんよね。それと同じです。

「愛の鞭」には害しかなかった

目次

・またしても虐待で子どもの命が……
・昔は体罰オッケーだった?
・「愛の鞭」には害しかなかった
・怒鳴らない、叩かないために
・子どもの立場で考えよう
「しつけ」としての体罰はアリ?ナシ?

「愛の鞭」といいますが、親が感情的になって、子どもに恐怖を与え、思い通りに動かそうとするのはマイナスにしかなりません。
一時的には、子どもは恐怖に支配されて親のいうことを聞きますが、それは「殴られたくないから親の顔色を見て動く」というだけ。それに誰だって自分を怒鳴ったり殴ったりする相手を信用することは出来ません。親子の間の信頼関係は壊れ、子どもは親に対して心を開くことがなくなってしまいます。
最近の脳科学研究で、子ども時代に暴力や暴言などを受けた人の脳は、前頭前野が委縮したり、聴覚野が変形したりすることも明らかになっています。
参考:厚生労働省「愛の鞭ゼロ作戦」

「分かっている、でも夫が……」という場合もあります。もしも夫が体罰でしつけをと考えるタイプだったら、暴力や暴言は害にしかならないことを伝えてあげてください。

新着子育てまとめ
もっと見る
子どもの教育アンケート
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
instagram
instagram
twitter
twitter
ピックアップ
上へ戻る

Copyright © 1997-2019 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.