子どもが感染性胃腸炎やノロウイルスに感染!消毒や対策方法は?<医師監修>
子どもがかかりやすい感染性胃腸炎・ノロウイルスとは?

出典 : Upload By 上林 / コノビー編集部
感染性胃腸炎は、流行性胃腸炎と呼ばれることもあります。
毎年、秋から冬の期間に流行することが多いことから、流行性と言われます。
感染性胃腸炎になる原因は、細菌・ウイルスなどの病原体で、日本においては特に、ノロウイルス、ロタウイルスによる感染が多いのが特徴で、他にも細菌や寄生虫もあります。
感染性胃腸炎に感染すると、病原体によっても異なりますが、1~3日間の潜伏期間を経たのち発症します。
感染経路は、病原体がついた手で口に触れることと、病原体に汚染された食べ物を食べることがほとんどであるといわれています。
これは後ほど紹介するロタウイルスも同様です。
ノロウイルスの症状の特徴は、吐き気やおう吐、腹痛と下痢、発熱で通常、1~2日程度、症状が続きますが、適切な対策をすれば症状が収まってきます。
なお、5歳くらいまでの小さな子供の場合はおう吐の症状が多く、年齢が高くなるに従って下痢の症状が増えるのが特徴です。
ロタウイルスの場合、おう吐、下痢、発熱が主な症状です。
乳児の場合、けいれんの症状が現れる場合もあり、症状が続く期間はノロウイルスより長く、1週間程度となります。
ロタウイルスの場合、軽症だと自覚症状がなかったり、軽い風邪のように感じたりする場合もあります。
しかし、他人に感染させてしまう可能性もあるため、ロタウイルスが疑われる場合には消毒などを行なった方が良いでしょう。
http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/diseases/gastro/
参考:東京都感染症情報センター
子どもが感染性胃腸炎にかかってしまった!そんな時の対応方法は?

出典 : Upload By 上林 / コノビー編集部
感染性胃腸炎には特別な治療法はありません。
つまり、安静にして症状が収まるのを待つというのが対策となります。
しかし、脱水症状を起こすケースがあるので、できるだけ速やかに病院に連れて行ったほうがよいでしょう。水分補給ができない場合にも緊急性が高まるといえるのでいずれにしても医師の指示を受けた方がよく、家族や他人に感染させる可能性があるので十分な注意が必要です。
病院に連れて行く場合、以下のポイントをチェックしておくと、治療を受けるうえで役に立つでしょう。
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