子育て情報『クラスで「個性」は受け入れられる?答えをくれた少女の言葉』

クラスで「個性」は受け入れられる?答えをくれた少女の言葉

それに私は気がつかず、海の底で自分の世界のままでいた。

みんなが私を見て笑っているのは、私が愉快で楽しい人だからだと勘違いをしてきた。

違う、あれは嘲笑だったのだ。

クラスで「個性」は受け入れられる?答えをくれた少女の言葉の画像

出典 : Upload By とけいまわり

自分が小さい頃を思い出してみる。

色々ぼんやりしていてよく思い出せないが、どうやら私は周りからクスクス笑われている。

あれは幼稚園の頃だったか・・・

「人間はどうやって産まれるのでしょう」と先生が言っている。

「人間も卵だったんだよ。その卵がちょっとずつ細かく分かれてだんだん大きくなるの。犬も、ネコも、みんなはじめは卵だったんだよ、ねえ、先生?」

得意げに私が早口で答える。
私はもっといっぱい知っているのだ。

「違うよー!人間は卵じゃありませーん!ねえ、せんせー!!」

「そうですね、人間は卵からではありませんよ、卵はニワトリさんとかトカゲさんとかよ?」

みんなが笑っている。

何か私は面白いことが言えたのかな・・・分からない・・・。

「変なの・・・みんな、あの子の話聞かない方がいいよ、変な子だから」

誰かが聞こえるようにボソっと言ったのが聞こえる。

そこで我に返って、「うわっ!」と声が出そうになる。

このままでは、長女が小学校高学年になってくるあたりで、おかしい人・・・と物笑いにされてしまうのではないか・・・。

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出典 : Upload By とけいまわり

「お母さんが小さい頃、『ねえねえ、あの子変な子だから喋らない方がいいよ』とか言われたことがあって・・・」

「そっか、お母さん、変な子だったのか」と長女が言った。

長女は私にもたれかかって横に座った。

「それじゃあ私とおそろい。私、お母さんに似てるんだね。ほら、目も私だけお母さんに似ていて・・・」

私の目が奥二重で、夫の目は二重でぱっちりとしている。まつげも長くてきれいだ。

長女だけ私の目と似ていて、私はそれも気にしていた。

「私は目の形がお母さんと一緒。お腹がポコってしてるのも、お尻がぽてってしてるのも、おそろい。お母さんに似てるの嬉しいんだよ、お母さんの事全部好きだから。後、自分の事も全部好きだよ。私は私のこと全部気に入ってる。いつもふわふわしている所とか」

もう、途中から私は声を殺しながら泣き出してしまった。

ありがとうって伝えたいけど、言葉が出ない。

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