子育て情報『海外のお葬式はこんなに違う!?「死」の捉え方についてお盆に考えたこと』

海外のお葬式はこんなに違う!?「死」の捉え方についてお盆に考えたこと

日本では、現金を包んだ香典を亡くなった方の霊前に供え、基本的にはご遺族に対して渡す形となりますが、ベルギーでは花や手紙、写真といった思い思いのプレゼントを故人が眠る棺に入れます。

香典がないので、もちろん香典返しもありません。

故人の顔をさわったり、泣きながらキスをしたりする人もいます。


日本とベルギーのお葬式の違い④お葬式後の食事

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出典 : Upload By さとえみ

「適当」という言葉は適当ではないかもしれませんが、ベルギーで土葬の後に開かれた食事会は、比較的カジュアルなビュッフェでした。

我が家のベルギー人夫のようなベジタリアンや、宗教上の理由で食べられないものがある人にとって優しいシステム。

また、食事会はレストランを借り切って行われますが、ビュッフェの内容はパンにハムやペーストを塗ったものやサラダなど、ごく簡単に用意できるものばかり。

喪主にあたる人にとっても優しいと思いました。


そして、もうひとつ驚いたことは…

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出典 : Upload By さとえみ

そうなんです。ベルギーには「お盆」がないんです。

キリストの復活をお祝いする日というものは別にありますが、一般の人に対して、日本のように「亡くなった人の霊をお迎えする」という習慣はありません。

ご先祖さまは帰ってこないので、送り返す必要もありません。

お墓参りをする日はあるのですが、亡くなった人が「戻ってくる」という概念はないのだと思います。

このあたりは、仏教徒が多い日本とキリスト教徒が多いベルギーの「死」に関する考え方の違いが、習慣の違いとなって現れているのだと思うのですが、ベルギーにはもうひとつ興味深い「死」の制度があります。


それは…

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ベルギーのお葬式での服装や食事等の習慣を見ていると、「きちんとしたい人はきちんとして、ゆるっとしたい人はゆるっとできる」という選択肢が常に用意されているように見受けられます。

そしてベルギーには、そもそも「死に方を選ぶ権利」があります。

だから合法である安楽死を選択した場合は、このような形での生前葬をする人もいるのです。

ちなみに、末期がん患者の家族として、日本の緩和ケアで誠心誠意対応してくださる医療関係者の方々を見てきた私は、ベルギーの安楽死の制度に考えさせられることが多々あります。

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