子育て情報『末っ子の言い間違えが、可愛すぎる。この拙さを、未来の自分にプレゼントしたい。』

末っ子の言い間違えが、可愛すぎる。この拙さを、未来の自分にプレゼントしたい。

ああ、こんなに小さかったのに、とおもむろに手を、洗面器くらいに広げてみたりする。

おっぱいを飲んで見上げた顔が、いつも悶絶するほど可愛かったな、と思ったりする。

そうそう、ズリバイの頃、紙ばっかり口に入れていたんだっけ、と捨てるはずのチラシを片手に、立ち止まったりする。

振り返るほどに、どれもこれも眩しくて仕方ない。

中でも、私がずっと忘れられないシーンがある。

あれは、一年前の春。

言葉をずいぶんと覚えた末っ子が、まだうまくまわらない舌を持て余して、話していた頃。

庭で、てんとう虫を見つけた末っ子が「おんもんもん!」と言ったのだ。

何を言っているのか、最初は分からなかったのだけど、何度も聞くうちに、彼女の指す先にあるてんとう虫が「おんもんもん」そのものであるらしいことに気がついた。

ああ!おんもんもん!そうだね、おんもんもん!おんもんもんだね!!

私が歓喜した。

「ん」しかかすっていない「おんもんもん」というワードの妙さ。

それでもなお、伝えたかった末っ子のいじらしら。

そして、それを解読できた喜び。

すべてがごちゃ混ぜになって、なんだろう、たまらなくうれしかった。うれしくてかわいかった。

以降、末っ子は自信満々で「おんもんもん!」と発声するようになり、長女、息子、もちろん夫にも「おんもんもん」は浸透していった。

おんもんもんは、我が家できちんと共通言語となり、みんな、てんとう虫を見れば「おんもんもん!」と言っていた。

もういっそ、残りの人生において、この赤くて丸い虫は「おんもんもん」でかまわない、と本気で思った。

末っ子の言い間違えが、可愛すぎる。この拙さを、未来の自分にプレゼントしたい。の画像

出典 : Upload By ハネ サエ.

てんとう虫が言えなかった末っ子は、同時に「よ」の発声が、まだできなかった。

なので、例えば兄に向かって「てんとう虫がいたよ!」と伝えたいとき、「にーに!おんもんもん、あったじゅ!!」と言っていた。

「おんもんもんあったじゅ!!」である。

かわいいがすぎる。

つい先日、このフレーズがどうしても、もう一度聴きたくなって、カメラロールを血眼になって探したのだけれど、残念なことに、とうとう見つからなかった。

なぜ、あの日の私は、あの最高にかわいいフレーズを録音していなかったのか。今となっては理解ができない。

今日現在、末っ子ははっきりと「てんとう虫」と発声することができ、もちろん「よ」

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