子育て情報『上の子優先でやっていたのに。やきもちを焼いたり、そうじゃなかったり。子育てって、面白い。』

上の子優先でやっていたのに。やきもちを焼いたり、そうじゃなかったり。子育てって、面白い。

長女が2歳2か月のときに、長男が生まれた。

ひとりがふたりになるって、どんな感じになるのか、想像もつかなかった。

やきもちって焼くんだろうか、赤ちゃん返りってするんだろうか、赤ちゃんにおっぱいをあげているときに、長女が抱っこしてとか、甘えてきたら、さて、どうするのかしら。

あれこれ想像してはみたけれど、案じたところで、生まれてみないと分からないものでもあるし、そこまで深く考えていなかった。

そして、生まれてみないと分からないし、と言いながら、過信していた部分もあった。

こんなに愛情いっぱいで育てているんだし、きっと大丈夫。かしこいかしこい長女ちゃんだから、きっときっと大丈夫。そんな気持ちもどこかにあった。確かにあった。

長女は次第に膨らむお腹に、ほほを寄せてくれたりもしたし、産院でもらった小さなキューピー人形を「(あ)かちゃん」と言って、大事に持ち歩いていた。

私からすると、完全に弟をかわいがるフラグが立っている、と思い込んでしまう。

上の子優先でやっていたのに。やきもちを焼いたり、そうじゃなかったり。子育てって、面白い。の画像

出典 : Upload By ハネ サエ.

ところが、私と長男が退院してきたその日から、長女は弟にうっすら反発をしていた。

産院で私がつけていた、名前や血液型が書かれたリストバンドのようなものを、長女が欲しがったのであげると、それを弟の顔に無言でぎゅうと押し付けていた。

「あれ、なんか怒ってる??」

と思わないでもなかった。

けれど、その時の私は、そこそこの産後ハイでもあったし、都合よくそれを、ほほえましいファーストコンタクトとして、嬉々として動画に収めていた。

今、その動画をみると、長女の横顔の険しさが、すべてを物語っているよね、とはっきり思うのだけど。

弟が着ている肌着は自分も着たいし、弟が入っているクーハンにだって、入りたい。

そのくらいかまわないよ、と寛容に受け止めて、小さすぎる肌着を着せて、クーハンにも入れた。

けれど、そのうちおっぱいも飲みたいし、抱っこ紐にも入りたい、長女の要求はどんどん膨らんで、どれだけそれを満たしてあげようとも、彼女が満たされることはなく、弟が生後半年を迎えるころには、目を離したすきに弟の髪の毛を引っ張るやら、上に乗るやら、耳元で叫ぶやら、暴挙で溢れるようになった。あああ、あの、愛くるしい、子うさぎみたいだった長女は、いったいどこへ行ってしまったんだろう、といくらでも気が遠くなった。

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