子育て情報『心が疲れた時は、休んで大丈夫。君の小さな背中をそっと押したい。』

心が疲れた時は、休んで大丈夫。君の小さな背中をそっと押したい。

長女が産まれてから、もうすぐ9年が経つ。

子育て1年生だった頃の私が聞いたら、「なんて頼もしい」と思うかもしれない。

首も座らなかった赤ちゃんを、ランドセルを背負う小学生にまで大きくしたなんて、すごいすごい、と思うだろう。

両方のおっぱいを、均等に飲ませることさえできなくて、右往左往していたあの頃、私は目の前の赤ちゃんが、歩いたり走ったり喋ったりするところなんてもちろん、今抱いている赤ちゃんの体重が5㎏を迎えることすら、にわかには信じがたかった。

そんなこと、ほんとうにあるんだろうか、と思っていた。

今、長女は首だって座っているし、固形物だって食べられる。

生ものだって食べられるし、「おしっこだいじょうぶ?」と訊かなくても、自分の意志でトイレに行くし、イヤイヤ言って泣いたりもしない。

赤ちゃんも幼児も、すっかり終えてしまった。

そこまでたどり着けばあとは楽勝、自走する生き物、私は身軽!そう思っていた。

歩きたがらない長女を抱っこしていたあの日、離乳食を盛大にこぼしていたあの日、トイレに行き渋ってお漏らしをしていたあの日、私は、今のこの場所を目指して、ひた走っていたんだった。

そして、そこは悩みひとつない、楽園みたいな場所だと信じて疑っていなかった。

心が疲れた時は、休んで大丈夫。君の小さな背中をそっと押したい。の画像

出典 : Upload By ハネ サエ.

ところが、ふたを開けてみたらどうだろう。

母の悩みはちっとも尽きない。

それどころか、雪だるま式に増えているような気がする。

そして、はたと下のふたりを見てみれば、長女が幼稚園児だったころに、悩んでいたり疲れ果てていたほとんどが、どうでもよくなっている。

イヤイヤすることも、なかなか着替えないことも、すぐに牛乳をこぼすことも、うっかりお漏らしすることも、ぜんぶ、とるに足らなくくなってしまった。

ほとんどは「あらまあ」か、「まあいいか」、せいぜいが「困ったなぁ」、で片付いてしまう。

じゃあ、なににおろおろしているのかと言えば、やはり長女のことがほとんど。

長子っていうのは、親からしても、轍のない道を走っているものだから、今がどういう状況なのか計りかねることがたくさんある。

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出典 : Upload By ハネ サエ.

実は、先日、長女が学校に行きたくないと言った。

「行ってきます」と言ったあと、一歩を踏み出すはずの長女の足がぴたりと止まった。

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