子育て情報『《国際結婚ママ必見!》一筋縄ではいかない、我が家のグローバルな名付け事情』

2018年2月11日 14:00

《国際結婚ママ必見!》一筋縄ではいかない、我が家のグローバルな名付け事情

となります。もし、息子がロシアで丁寧に呼ばれるならば、「ニコライ・セルゲーヴィチ」と呼ばれることになります。これで、日本の苗字であっても、父姓があるので帰省時に困ることは無さそう!ロシアで共通の風習である「父姓」ですが、旧ソビエトであったウクライナやベラルーシなどでもこの風習が未だに残っています。

ちなみに、日本ではミドルネームや父姓の文化がないので、住民票などの公的文書ではファーストネームと一綴りで「ニコライセルゲーヴィチ」と記入されてしまいます。どれがミドルネームか判別しにくいので、公的文書以外の氏名欄は「ニコライ」としています。

《国際結婚ママ必見!》一筋縄ではいかない、我が家のグローバルな名付け事情

日本名かロシア名、どちらにするのか

わたしの大学時代の友人や知人の中には、国際結婚カップルも多くいます。国際結婚カップルの多くは、日本で長く暮らすなら日本の苗字を残して、下の名前を外国名にしている人が多いような気がします。国際的に通用する「リサ」「ナオミ」「ジョージ」などは、漢字も充てられ、日本にも馴染みのある名前で良いですよね!

欧米の名前には、宗教の聖人から由来した名前が多くありますが、その聖人たちの名前も、もとを辿れば古代ギリシア語に起源していることがあります。
たとえば、先ほどの「ジョージ(George)」という名前は、「ゲオルギオス(Georgios)」というキリスト教の聖人によって広まりますが、もとは古代ギリシャ語で「大地で(geo)働く(erg)人」という意味です。

息子のニコライも、「ニコラオス(Nikolaos)」というカトリック教会の聖人から取りましたが、もとを辿ればやはり古代ギリシャ語で「勝利する(nike)人(laos)」という意味です。ギリシャ神話には、「ニーケー(Nike)」という勝利の女神が登場しますが、人気スポーツブランドの「ナイキ(NIKE)」がこれに由来していることは有名な話です。

《国際結婚ママ必見!》一筋縄ではいかない、我が家のグローバルな名付け事情

息子は、超シワシワネーム!?笑

昨今の日本ではキラキラネームやシワシワネームなど、名づけでは色々な議論があると思いますが、ニコライは西暦270年には既に使われていた「超シワシワネーム」です!!!しかし、ロシアではもちろん、日本側の親戚も「ニコちゃん」と呼んで、今まで全く抵抗無く過ごしています。

名前は親が与える初めてのプレゼント。私と主人の親族どちらにも、そして周囲にも受け入れられやすく、誰からも好まれるような名前を付けることも大切ではないかと思います。

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