子育て情報『臍帯血を保存したい!気になる費用と方法は!?』

2016年10月30日 21:00

臍帯血を保存したい!気になる費用と方法は!?

目次

・臍帯血って何?どうやって採取するの?
・臍帯血の中にある幹細胞はさまざまな細胞に増殖できる
・臍帯血は血液疾患の役にたつ?
・民間バンクに保存するにはいくらかかる?
・民間バンクのデメリットは?
・民間バンクには賛否両論がある理由は?
・医師からのアドバイス
臍帯血を保存したい!気になる費用と方法は!?

最近CMなどで耳にすることもある臍帯血(さいたいけつ)。でもピンとこないという方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、臍帯血とその保存方法について医師に解説していただきました。

臍帯血って何?どうやって採取するの?

臍帯とは、分かりやすくいうとへその緒のことです。臍帯は、胎児がお母さんの子宮にいる時、赤ちゃんの血液を集めて赤ちゃんの臍から出て、子宮の壁にある胎盤まで運び、胎盤でお母さんの血液から酸素や栄養を受け取って、また赤ちゃんまで運ぶ役割をしています。
つまり臍帯を流れている血液は赤ちゃんのものです。赤ちゃんが生まれたあと、赤ちゃんは呼吸をし、母乳やミルクを飲むことで自分で酸素や栄養を手に入れますので、臍帯は不要になります。
そのため、生まれた直後に臍帯は数センチ残して切断され、不要となった臍帯と胎盤は通常は廃棄されます。この臍帯と胎盤の中には少量の赤ちゃんの血液が残されており、これが臍帯血と呼ばれるものです。
臍帯血は、赤ちゃんから切り離された臍帯に針を刺せば簡単に採取できます。赤ちゃんやお母さんが針を刺された痛みを感じることはありません。

臍帯血の中にある幹細胞はさまざまな細胞に増殖できる

臍帯血には、赤ちゃんの細胞が含まれており、その中には幹細胞(かんさいぼう)と呼ばれる未熟な細胞が、大人の血液よりも高率に含まれています。
幹細胞とは、様々な種類の細胞に増殖する能力を持つ細胞です。あらゆる細胞に分裂・増殖する能力を持つ万能細胞の代表が受精卵です。

あらゆる細胞とまではいかなくても、皮膚には皮膚の様々な細胞に分裂できるような皮膚幹細胞がありますし、腸の中には、腸で働く様々な細胞に分裂できる腸幹細胞があります。ただ、皮膚幹細胞は腸の細胞にはなれません。皮膚にも腸にもなれるけど、血液にはなれない、というような幹細胞もあり、これは多能性幹細胞と呼ばれます。

臍帯血の中にある幹細胞は、神経や血液、筋肉など多くの種類の細胞に分裂できるとされており、しかも未熟なため、他人に移植した場合にも拒絶反応が起きにくいとされています。

臍帯血は血液疾患の役にたつ?

この性質を利用して、臍帯血を善意で公的バンクに無償提供して頂き、それを白血病などの血液疾患の治療に利用するということが、現在広く行われており、皇室の秋篠宮紀子様も、第三子出産時に臍帯血を提供されていますが、以下の点に注意が必要です。

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