ママ同士の会話などでよく耳にする『年子』とは、具体的にどのような意味を持つ言葉なのでしょうか。詳しい言葉の定義や、年子のメリット・デメリットを知り、理想的な家族計画の参考にしましょう。年子で出産したい場合の妊活方法も紹介します!
年子の定義が知りたい
『年子』について考えるにあたり、『学年差』や『早生まれ』などがごっちゃになってよく分からなくなってしまうという人は多いのではないでしょうか。
『年子』を正しく理解するためにも、まずは『年子』の詳しい定義について確認していきましょう!
1歳違いで生まれてきた子どもを指す
『年子』とは、基本的には『同じ母親から生まれた1歳違いのきょうだい』のことを指します。しかし、この定義にはさまざまな解釈があり、人それぞれバラバラの意味で使っているのが現状です。
『年子』の主な解釈には、以下のようなものがあります。
- 上の子どもが2歳になるまでに次の子どもが生まれれば『年子』
- 上の子どもの生まれ月に関係なく、翌年の12月31日までに次の子どもが生まれれば『年子』
- 2年続けて子どもが生まれれば『年子』(数え年が1歳違い)
会話の中で『年子』を話題にするときは、万が一の行き違いがないように、相手がどの解釈のもと『年子』という言葉を使っているのかについて確認しておくとよいですね!
年子でも学年が同じことも
『年子』というと、「学年で1歳違いになるもの」と考える人もいるでしょう。しかし、生まれるタイミングによっては、同じ学年にきょうだいが在籍することもあります。
例えば、『2018年4月2日』生まれと、『2019年3月31日』生まれのきょうだいの場合、生まれ年が1年違いで、誕生日もほとんど丸1年違いますが、学年上は同級生として机を並べることになります。
珍しいことなのでついつい注目してしまいがちですが、同じ学年にきょうだいがいるというのは決して不自然なことではないのです。
大変って本当?メリットとデメリット
『年子』というと、「育てるのが大変」「子育てがラク」など、いろいろな情報が錯綜していますよね。
年子育児について客観的に判断するためにも、メリット・デメリットをそれぞれ詳しくチェックしていきましょう!
育児が短期で終わるなどメリット
年子のメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。主なものを紹介します!
- 子育てが短期間で終わる
- ママが仕事復帰しやすい
- お互いに赤ちゃん同士で出会うため、上の子が赤ちゃん返りしにくい
- 保育園の入園が有利になりやすい
- 服や身の周りの物がそのまま使える
このように、年子にはたくさんのメリットがあります。特に、子育てをしながらキャリアを積んでいきたいと考えるママにとって、一度に休む期間は長くなりますが、間をあけて複数回休まなくてよくトータル的に休業期間が短く済むというのは、制度の整っている会社であればメリットにもなることもあります。
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