
加害者が知り合いだったり、教師や親、親戚の人などが相手だったりすると
被害者が嘘つきだと思われることも多いと思います。そして、私の話は、加害者が子どもだったことで、打ち明けられた友人も「子どもがそんなことするわけない」と本当に思ったのでしょう。
友人も当時小学3年生だったので《そんな恐ろしいことが起きるわけがない!》という恐怖心もあって《被害者が嘘をついている》と思ってしまったのかもしれません。
大人でも信じがたい話を、子どもが信じられないのも無理ないことだったのかもしれませんが、信頼していた友人に勇気を出して打ち明けたのに、嘘つきだと思われてしまった私はショックでショックで、大人になる今まで、誰にも話せなくなっていました。
性被害者に対して、第三者がさらなる苦痛を与えるセカンドレイプと呼ばれる現象は、今でも多くみられます。最初の被害だけでもツラいできごとなのに、信じてもらえないということで、さらに心の傷を受けてしまう可能性があるのです。
もし子どもが
誰かから受けた嫌なことを話してくれた時は、受け流さず、ちゃんと話を聞いてあげてほしいです。
次回は、もし子どもが被害にあってしまったときにどう対応するのがいいのか、被害経験者の立場で、私なりの考えをお話ししたいと思います。
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