2022年4月19日 09:00|ウーマンエキサイト
コミックエッセイ:年下のコンビニ店員さんに連絡先をもらった話
後悔だらけの別れ話は難航。夫婦関係に寂しさを抱いていた、私の決断は…!?【年下のコンビニ店員さんに連絡先をもらった話 Vol.10】
■前回のあらすじ
彼との関係を終わらせる決意をした私だったが、彼の想いに胸が張り裂けそうになり…!?
■彼の言葉に涙が止まらなかった
深夜のメッセージバトルは、なかなか決着がつきませんでした。
別れ話って、どうすればいいんだろう。
恋愛経験の少なすぎる私には、わかりませんでした。
「ゆう君には、本当に感謝してる。 くたびれた、美人でもない私なんかを、好きになってくれてありがとう。でも、今、とてもつらいです。申し訳ないです」
「僕もつらいです。一緒にいたいです」
彼のまっすぐな言葉に、私は涙が止まらなくなっていました。
「だけど、もし娘が、息子がゆう君の立場だったら、早く切ってくれって、親は思う。この先に、あんまり明るい未来はないんだよ」
彼からの返信はありません。
私はそのまま続けました。
「私は、今の生活を手放す勇気はないです。子どもたちはもちろん、夫のことも、手放したら、絶対に後悔する」
決して、ドラマみたいなラブラブ夫婦ではないけれど、不安定な私を気長に支えてくれる優しい夫と、パパが大好きな、世界で一番かわいい子どもたち。
それは、誰ひとり欠けても成立しない、奇跡の毎日でした。
このまま進んだら、そんな夢みたいな日常を、自分の手で壊すことになるんだ。