コミックエッセイ:ドイツDE親バカ絵日記
息子に「謝れる子」になってほしいと思い教育していたら……かわいい勘違いに気付きました【ドイツDE親バカ絵日記 Vol.73】
日本人の価値観において「謝る」ことが重要視されるのに比べて、欧米ではそれほどではないと言われています。しかし、ドイツで育っていく息子であっても「謝れる子」になってほしいと思い、教育していたら、息子のかわいい勘違いがわかって思わず和んでしまいました。
ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは!ドイツで子育てをしている主婦のぱん田ぱん太です!
教育方針は家庭ごとにさまざまですよね。わが家にももちろん、いろいろとありますが、その中で1つ、フリッツ君によく学んでほしいなあと思っていることがあります。
そう、それは……「きちんと謝ること」です。
もちろん、これはあくまで私の経験上の話で、「ドイツ人はみんなこう」というわけではないので、どうか誤解なきようお願いします!(汗)
複数の子どもたちで遊ばせていると、やっぱり小さなトラブルは起きちゃいますよね。
そんなとき、私が見る限りでは多くのドイツ人ママさんたちも、日本と同じように「お互いにEntschuldigung(ごめん)を言いなさい、それで納得して、遊びを続けなさい」と教育していますから、根本は同じのはず。
変なプライドを持たず、自分に非があれば、すぐに誠意を持って謝る。
やっぱり、それができる人は国を問わず好かれると思いますし、フリッツ君にもそんな大人になってほしいのです。
しかし、ある日のこと。
小さなミスをした後、いつも通り素直に謝ってくれたフリッツ君ですが……?
少し考えてみて、わかりました。
私がよく言っている
「ママはちゃんと謝ったから許してほしいな」
「フリッツ君はちゃんと謝ってくれたから許すよ」
この「許す」という日本語を、フリッツ君は「
"ゆる"をする」という言葉だと勘違いしていたことが発覚しました(笑)。
かわいい勘違いに和まされながらも、これからもしっかりと「謝る」ことについて教えていけるようがんばります!
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