コミックエッセイ:たんこんちは ボロボロゆかい

「弟と登校なんて恥ずかしい」と言い放った娘に変化が! まさかの姉弟下校が実現した!?【たんこんちは ボロボロゆかい Vol.32】

前々回、お姉ちゃん念願の“弟と一緒に小学校に登校”が、息子の寝起きの悪さにより叶っていない、と書いたばかりなのですが…。

このほんの数カ月で、娘にはある変化が起きていました。

そう、それは…。

“弟と登校なんて恥ずかしい期”です。

「弟と登校なんて恥ずかしい」と言い放った娘に変化が! まさかの姉弟下校が実現した!?【たんこんちは ボロボロゆかい Vol.32】

■弟と登校なんて恥ずかしい!?

今年入学の息子も徐々に小学校生活に慣れはじめ、少しずつお姉ちゃんと一緒に朝支度ができるようになってきました。

そして、娘念願の“一緒に登校”も、叶うようになったのです。

しかし、娘の様子がおかしい。


娘の様子がおかしい
しゃべりながらゆっくり歩く息子に対して、娘はスタスタと早歩きし、先を行ってしまいます。

そこまで時間はひっ迫していないのに、ゆっくりおしゃべりしながら登校なんてどこ吹く風、娘は息子との距離を徐々に伸ばしながら、歩いていくのです。

(何かイライラしてるのかな…)

そう思いつつも、ツッコむ隙もなく数日たち…私は勇気を出して、娘に問いかけてみました。

「朝、もうちょっとゆっくり歩けるかな? そうまがなかなか追いつけなくて、転んじゃったら危ないし…」

すると…。

「だって…弟と歩くの、恥ずかしいし…」

「だって…弟と歩くの、恥ずかしいし…」
き…

来たーーーー!!

突然来たーーーーー!!

家族と歩くの恥ずかしい期ーーーー!!


娘も気づけば小学5年生。

うっすら反抗期にも突入しています。

そんな娘、クラスメイトの尖った言葉に傷つくこともあるのでしょう。

弟…と言いつつ、本当はそれについてくる私が恥ずかしいのかもしれません。

それも仕方ない。そういうお年頃です。

「じゃあ、これからは先に行ってていいよ。そうまは私が送り届けるから、安心して!」

ほんの一瞬だった姉弟登校。

ちょっと切ないですが、これも成長の証です。

私は娘を先に登校させ、息子をゆっくり送り届けることにしました。


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