子育て情報『「任せる」ではなく「2人で担う」!イクメン今どき事情』

2016年5月5日 09:00

「任せる」ではなく「2人で担う」!イクメン今どき事情

最近増えている赤ちゃん連れの“おひとりさまパパ。”いわゆるイクメン。抱っこひもで赤ちゃんを抱っこし、スマートにお出かけしている姿に感心しつつも、驚きを隠せない私。そんなパパの生態を探るべく、思い切ってインタビューしてみました!
訪ねたのは北区にあるの子どもの絵本屋さん「青猫書房」。9カ月のHちゃんとお出かけ中だった犬塚英貴さんに話を聞きました。定番の抱っこひもに背中には荷物の入ったリュック、なんとも慣れた雰囲気のおひとりさまパパ。育休中のママはその日は勉強会に参加ということで、一人で準備をして外出してきたのだとか。赤ちゃんはとても落ち着いているし、パパもあわてることなく時間をみてはミルクを作って飲ませ、おむつを替えている。
その様子から日常的にお世話をしているのが感じられました。

目次

・妊娠前から家事共有は当たり前
・大切なのは情報共有とコミュニケーション
・「パパに任せる?」それはちがう・・・かも。
・パパ特有のこだわりは妥協して、パパを味方に!

_87A1539


妊娠前から家事共有は当たり前

共働きの犬塚さん夫婦は、妊娠前から家事を分担してきたそうです。パパの担当は掃除機かけ、洗濯干し、休日は食器洗い。最近はお風呂掃除と入浴後の赤ちゃんのお世話もしているそう。最初に一人で赤ちゃんを連れて出かけたのは、産後3カ月頃。ママに一人の時間をあげるために、近くのスーパーに買い物へ。たとえ30分でも、ママを一人にしてあげたいというパパの気持ちがうれしいですね。
後日ママにもインタビューさせてもらうと、「休日はかなり面倒をみてくれています。
二人で出かけてくれると家事に専念でき、とても助かります」とのコメントが。双方のお話から、やらせている感・やらされている感が全くなく、夫婦のコミュニケーションもよくとれているのが伝わってきます。
_87A1605


大切なのは情報共有とコミュニケーション

妊娠の健診も一緒に通った犬塚さん、出産はもちろん立ち会い出産でした。「里帰り出産ではなかったので、産後すぐに自宅で一緒に子育てをスタートできたのも良かったです」と振り返るママ。「夫に当事者意識が生まれたのも、妊娠中の私の変化や不安を共有できたからかもしれません」。産後9カ月になった今も、ワークライフバランスを考える講座やパパ向けのベビーマッサージ講座など、夫婦で積極的に参加しているそうです。
それと産前に夫婦でしっかりと話し合い、産後のイメージを共有していたことも大きかったよう。奥さんが妊娠中に読んだ本の1冊に『産褥期』(KADOKAWA吉田紫磨子著)がありました。
パパもその本を読み、奥さんが“産後うつ”になってしまわないかと、とても心配したそうです。

関連記事
新着子育てまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.