子どもの日焼け対策、皆さんはどのようにしていますか?
一般的に、日焼け対策というと、男の子より女の子のママの方が意識が高いようです。太陽がギラギラの中、海などで肌を露出して遊ぶという時以外は、今日は曇りだし、長い時間ではないからと気にしない人も多いでしょう。
実は、私もここ数年、日焼けは気にしない派だったのですが、医師からの話でハッとしたことがあったので、日焼け対策のポイントをお伝えしようと思います。
4月~10月、12時前後は特に注意
オゾン層の破壊によって、紫外線量が増加しオーストラリアでは皮膚がんが増えたというデータがありますが、それは日本にそのまま当てはまるわけではないので皮膚がんについては、そこまで心配しなくてよいそうです。
しかし、服を着ていても日光に当たっているという点、日焼け止めで完全に日焼けしないわけではないという点は要注意とのこと。帽子や長袖、傘も併用した方がよいそうです。
なお、子どもの場合、SPF35以上の強い日焼け止めは必要なく、特に肌の弱い子には紫外線吸着材のないナチュラルコスメを選ぶと肌トラブルが少ないのでおすすめだそう。
紫外線は南に行けば行くほど強く、12時前後がピークに。日本の場合、どの地域でも4月から10月ごろまでが紫外線が多い時期となります。特に、海や川では、日光を遮るものがなく、それだけで日焼けしやすいのですが、加えて紫外線は水面で反射すると強くなる傾向があるので要注意です。また、山も、季節や天候によるものの、一般的に1000m標高が高くなるごとに紫外線が10~20%強くなります。
レジャーの際は、念入りに気をつけた方が良さそうです。
特に紫外線の強い、4月~10月の9時から16時は日光を避ける工夫をして、日焼け止めに加えて、帽子などで顔を焼かないようにすることがポイントです。
紫外線は当たれば当たるほど、ダメージが…
医師の話でハッとしたのは、紫外線は当たれば当たるほどダメージは「確実にある」ということ。それは、長年日に当たる職業についてきた人やお年寄りを見れば明らかという話からでした。「おじいちゃんやおばあちゃんは、日に当たるところにはシミやしわがたくさんあり、色も黒ずんでいるけれど、日に当たらないお尻やお腹は白くてつるんとしている人が多いんですよ」と言われて、たしかにと思いました。そして、顔は肌が薄いため、特にダメージが重なりやすく、深いしわやしみができやすいという話です。