キャンプ歴15年のママ直伝!子連れキャンプで必要な3つのポイント
夜は遅くまで騒がない
キャンプ場内で人とすれちがったり、炊事場で一緒になったら、必ず気持ちよくあいさつをすること。
またキャンプは他人に迷惑をかけないことが基本ですので、夜は遅くまで騒がない。我が家は夕食後、静かに焚火を眺めながら焼きマシュマロをして、早めにテントに入って眠ることにしています。自然の中での早寝早起きは、最高です。
・サイトを離れ遊びに行くときは必ず大人に伝えてから
最初から子どもを自由にさせておくと、行方が分からなくなる危険性があります。山ひとつがキャンプ場になっていたり、サイト近くに川が流れているところもあります。初めての場所では子どもが迷子になりやすいですし、探す方も大変。サイトを離れて遊びに行く際は、必ず親に伝え許可をえてから行くこと、これは鉄則です。
私たち夫婦も、子どもがどこで何をしているか、常に様子を把握しながら過ごすように心がけています。
・1人でトイレに行かない
トイレはどこも個室、何が起こるかわかりません。危険を回避するために、子ども1人では絶対に行かないこと。トイレに行きたくなったら姉や妹を誘うか、大人と行くことに決めています。これは日頃スーパーなどに行った際も同じで、我が家のきまりです。
・他のテントサイト内を横切らない
子どもは近道や狭い場所が大好き。トイレや炊事場への近道だからと、目の前のサイトを横切ってしまうことも。しかしそこは他のグループの空間です。
人のサイトには勝手に入らないよう、横切らないよう、子どもにきちんと伝えておきましょう。
何より危険なのは、サイト内で使っている焚火や、テント・タープを支えているロープ。通り過ぎる際に足をひっかけたり、怪我をする危険性がなきにしもあらず。人のサイト内で子どもの事故やトラブルが起きないよう、注意が必要です。万が一、子どもが迷惑をかけてしまった場合は、先方に謝るのもマナーです。・来た時よりもきれいに
キャンプ場はみんなが共有する場所。自分たちさえよければいい、そのときだけ良ければいいという考えはNGです。トイレや炊事棟の共有場所をきれいに使うのはもちろん、撤収後はサイト内にゴミが落ちていないか最終確認をして、チェックアウトしましょう。
これらのちょっとした心がけで、ファミリーキャンプは安全でより楽しいものとなります。“お金を払っているお客だから当然!”ではなく、“サイトを借りている”、“自然から場所を借りている”という気持ちも忘れずに、楽しい家族の思い出を作ってくださいね!
<文・写真:フリーランス記者林未香>