子育て情報『4歳の娘がウソをついている?背景に目を向けたら見えてきたこと』

2020年12月21日 11:20

4歳の娘がウソをついている?背景に目を向けたら見えてきたこと

と言ってしまうことが何度かありました。
そうするとある日、長女が次女に対して同じことを言っているではありませんか!私がウソをつく姿を見てマネしていたのです。改めて自分の言動には気をつけようと気が引き締まりました。
子どもがウソをついた時、自分がついたウソを振り返ると、もしかしたら思い当たることがあるかもしれません。

ウソの背景に目を向ける

ウソをついたことに対してあまりにキツくしかると、怒られないためにさらにウソをついてしまう可能性があります。
そして子どもはますます本当のことが言いづらくなってしまいます。
そこで、わが家では、ウソに対して厳しくしかるよりは「ウソの背景に目を向ける」ことを意識しています。どうしてウソをつこうと思ったのか、そうすることでどうなったらいいと思ったのか、そんなことを意識し、本当のことを話してくれた時には「話してくれてありがとう」「あなたのことを信じているよ」ということをきちんと伝えるようにしています。


心理士の友人の「ウソは成長」という考え方

心理士の友人は前々から「子どもは4歳頃になるとウソをつき始めるよ。でもそれは成長の証、正常な発達をしている証拠だから、あまり気にしないようにね。むしろいろいろな想像ができるようになったと喜ぶべき!」と話していました。
確かに「これをしたら怒られる」「ウソをついたらママが私を見てくれる」などといった想像ができなければ、ウソをつくこともありません。それだけ複雑に物事を考えられるようになっていることは、大きな成長だと感じます。
そんな話を聞いていたため、あまり動揺せずに娘のウソを受け入れられました。人を傷つけたり、危ないことにつながるウソでなければ、どーんと構えることも大切かもしれません。

子どもには子どもなりの考えがあり、子どもたちの世界があります。
それを頭ごなしに否定するのではなく、まずは子どもの考えを丁寧に聞いてみることが大切だと思います。ゆっくり聞いていくと、子どもの頭の中が少し見えてくる気がして、私も落ち着いて対応することができます。忙しい毎日でつい感情的に怒ってしまうことも多いのですが(苦笑)、これらの経験や友人の言葉を心に留めておくことで、私も子どもたちと一緒に成長していこうという前向きな気持ちになれています。

<文・写真:ライターtocotocoharu>

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