子育て情報『【医師監修】赤ちゃん・子供が麻疹に感染? 症状や発疹の対処法とは』

2017年10月27日 18:54

【医師監修】赤ちゃん・子供が麻疹に感染? 症状や発疹の対処法とは

私たちに身近な病気である麻疹(はしか)。今回は、赤ちゃん・子供が感染した場合の、症状ほか、対処法などをご紹介します。

この記事の監修ドクター

目次

・赤ちゃんがはしかに感染!どんな症状が出る?
・合併症で赤ちゃんが亡くなる危険性も?予防接種は必須
・薬で治る?子供(赤ちゃん)のはしか治療方法
・まとめ


秋葉原スキンクリニック副院長矢田佳子先生

東京女子医科大学出身。東京女子医科大学病院、都内や地元の皮膚科勤務を経て、2007年4月より、秋葉原スキンクリニック勤務。

日本皮膚科学会認定皮膚科専門医、日本美容皮膚科学会所属

https://www.akihabara-skin.com/

赤ちゃんがはしかに感染!どんな症状が出る?

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原因ウイルスは?
麻疹は麻疹ウイルスにより引き起こされる全身感染症です。感染後10~12日間の潜伏期を経て、高熱、咳、鼻水、目の充血などの風邪に似た症状が出現し、その後発疹が出ます。感染力は極めて強く、不顕性感染(感染しても症状を起こさないこと)は少なく、抗体がなければ95%以上の人が発症します。お母さんからの免疫がなくなる生後6か月くらいから3歳くらいまでが好発年齢ですが、ワクチンを打っていない場合は大きくなってから発症することもあります。

はしかにかかった赤ちゃんに出る症状
<カタル期>2-4日間
感染後は10~12日の潜伏期を経て、38~39 ℃の高熱が2~4日間続き、倦怠感(小児では不機嫌)、上気道炎症状(咳、鼻水、くしゃみ、のどの痛みなど)、結膜炎症状(結膜充血、目やになど)が現れ、次第に悪化します。乳幼児では下痢や腹痛を伴う場合もあります。この時期にはまだ発疹が出ていないため確定診断が難しいのですが、発疹出現の1~2 日前に、頬の粘膜に1mm くらいの白色斑点(コプリック斑)が出現し、これははしかに特徴的なため、診断に有用です。

また、口の中の粘膜は赤くなり、上の部分に粘膜疹がみられることもあります。コプリック斑は発疹が出ると2日ほどで消えてしまうので、時期を逃すと見つけられない場合もあります。
この時期が最も感染力が強いため、注意が必要です。

<発疹期>3-5日間
その後一時的に熱が下がりますが、半日くらいして再び39~40℃の高熱が見られるようになり(二峰性発熱)、特有の発疹が、耳の後ろや顔から出現し、体や腕に拡がり、2日後くらいには四肢へと拡大します。発疹は、はじめ鮮紅色で、徐々に融合して不整形な斑状の紅斑となります。発疹は徐々に暗赤色調となり、出現した順序に従って褐色調になってきます。

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