子育て情報『【医師監修】起立性調節障害になる原因と症状に対する治療薬まとめ』

2017年9月26日 11:00

【医師監修】起立性調節障害になる原因と症状に対する治療薬まとめ

子どもの寝起きが悪いと毎朝起こすのが大変ですよね。いくら起こしても起きない子どもにイライラすることも・・・。実は起立性調節障害と言う障害かも知れません。「原因は?」「どんな症状が出るの?」「薬で治療できる?」「低血圧も関係している?」など気になる疑問に答えます。

この記事の監修ドクター

目次

・小中学生に急増中!何が原因で起立性調節障害になるの?
・もしかして起立性調節障害?特徴的な症状
・病院で治療を受ければ起立性調節障害は治る?
・薬物療法で処方される薬
・ミドドリン塩酸塩(メトリジン)
・メチル硫酸アメジニウム(リズミック)
・プロプラノロール(インデラル)
・まとめ


ベスリクリニック院長田中伸明先生

日本神経学会認定医師、日本東洋医学学会専門医師、医師会産業医師。諏訪中央病院(鎌田実院長)で地域医療に従事。子どもの心と体のケアのほか、ビジネスパーソンの診療にも取り組む。
http://besli.jp/

小中学生に急増中!何が原因で起立性調節障害になるの?

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朝起きられないのは性格ではなく障害のせいかも知れません。今、この障害に悩む子どもがとても増えています。

中学生の約10%は起立性障害
一般的にはまだまだ知られていない病名ですが、現在起立性調節障害に悩む子どもが増えています。日本小児心身医学会の発表でも、小学生の約5%、中学生の約10%が起立性調節障害を抱えていると言われています。10人に1人が発症していることを考えると結構身近な病気ですよね。

病院で診断を下されなくてもひそかにこの障害で苦しんでいる子どもはもっと大勢いるはずです。朝起きられないために不登校を引き起こすケースも増え、社会的にも問題になっていますが、ママ&パパが早く気づいてあげることで、適切な対応を取りやすくなります。

午前中は低血圧がひどくなる・・・原因は自律神経のズレ!?
起立性調節障害の原因は、自律神経のズレです。交感神経と副交換神経の連携がうまくいかないと、昼と夜の切り替わりに正常に反応できなくなります。自律神経に問題がなければ、朝起きた時に交感神経が活発になり、血圧や心拍も高くなり、活動的に動けるようになります。日が落ちて暗くなれば、自然に心身がリラックスし、血圧も低くなるのが自然な反応です。

ところが、起立性調節障害の患者さんは、朝になっても交感神経のスイッチが入りません。そのため、たとえ目を覚ましていても低血圧状態で、身体を動かすことができません。無理に登校しても思考力、判断力がダウンしているので、授業を集中して聞くことができません。血圧が低いため、体育の授業で具合が悪くなることも。夜になっても副交換神経ではなく交感神経が活動し続けるため、中々眠れず朝方まで起きていることも珍しくありません。

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