子育て情報『【医師取材】大人も水疱瘡になるの? 重症化しやすいって本当?』

2017年10月26日 13:53

【医師取材】大人も水疱瘡になるの? 重症化しやすいって本当?

水疱瘡というと、「子供がかかる病気」というイメージがありますが、実は大人がかかることもあり、大人の場合は重症化しやすい傾向があります。ここでは、大人の水疱瘡、特に妊娠中の水疱瘡に、どんなリスクがあるのかをお話していきます。

この記事の監修ドクター

目次

・水疱瘡の特徴とは
・接触感染
・飛沫感染
・空気感染
・大人も感染する水疱瘡
・大人になってからの水疱瘡は重症化する恐れあり
・妊娠早期
・妊娠中期
・妊娠後期
・周産期(出産前後の期間)
・(1)初期症状
・(2)ピーク時
・(3)回復期
・まとめ


一般内科・膠原病内科・リウマチ科・感染症児玉華子先生

北里大学医学部卒業、北里大学病院での研修後、膠原病・感染内科学教室に入局。東京逓信病院、北里研究所病院および北里大学病院勤務を経て現在は、医療法人東山会調布東山病院内科・リウマチ科として勤務。日本リウマチ学会、日本内科学会、日本感染症学会、日本東洋医学学会所属。女医+(じょいぷらす)所属。

水疱瘡の特徴とは

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水疱瘡とは
水疱瘡(みずぼうそう)は、「水痘・帯状疱疹ウイルス」に、初めて感染したときにかかる病気です。水疱瘡になると、38度前後の発熱とともに、顔やお腹を中心に、かゆみをともなう赤い発疹が次々と現れ、やがてそれが水ぶくれになって、全身に広がっていきます。

感染力の強さが特徴
水痘・帯状疱疹ウイルスは、接触感染や飛沫感染だけでなく、空気感染もするウイルスで、非常に感染力が強いのが特徴です。

接触感染

皮膚の小さな傷口や粘膜から、ウイルスが侵入することによる感染です。水疱瘡の破れた水ぶくれから出た液体には、水痘・帯状疱疹ウイルスがたくさん含まれているので、その液体に触れた手を介して起こります。

飛沫感染

感染した人の咳やくしゃみで飛び散った飛沫(しぶき)に含まれるウイルスを、鼻や口から直接吸い込むことによる感染です。

空気感染

咳やくしゃみで飛び散った飛沫に含まれる水分が蒸発したあとの粒子を「飛沫核」といい、この飛沫核を吸い込むことによる感染が「空気感染」です。

飛沫であれば、直径0.005mm以上と大きく、水分も含んでいるので、1〜2mmほど飛べば落下してしまいます。しかし、水分が蒸発したあとの飛沫核の場合は、直径0.005mm以下ととても小さいので、感染力を保ったまま長時間空気中を漂います。このため、空気感染が成立するウイルスの感染力は相当強く、マスクの着用や手洗い・うがいでは、十分に予防することができません。水痘帯状疱疹ウイルスへの感染を予防する唯一の手立ては、ワクチンの接種くらいです。

かかりやすい時期とは
水疱瘡は、毎年冬頃から増え始めて春にピークを迎え、夏には少なくなる傾向があります。

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