子育て情報『【医師取材】大人も水疱瘡になるの? 重症化しやすいって本当?』

2017年10月26日 13:53

【医師取材】大人も水疱瘡になるの? 重症化しやすいって本当?

大人も感染する水疱瘡

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主に幼児が感染
水疱瘡は、9歳以下で発症するケースが90%を超えており、特に1〜4歳頃の乳幼児に多く見られます。

大人でも感染することが!?
水疱瘡というと、子供がかかる病気だと思われがちですが、水疱瘡に一度もかかったことがなく、予防接種も受けていない場合は、大人になってから発症するケースもあります。

また水疱瘡は、水痘・帯状疱疹ウイルスに、初めて感染したときに発症する病気ですが、このウイルスは、水疱瘡が治ったあとも、体の中の神経節という場所に、そのまま潜伏し続けます。そして、加齢やストレス、疲労、感染症などで、免疫力が低下すると、再び活動を始めて「帯状疱疹(たいじょうほうしん)」を引き起こすことがあります。

帯状疱疹になると、神経に沿って赤い発疹が帯状に現れ、やがて水ぶくれになって、中に膿を持つようになります。また多くの場合、ピリピリ、ヒリヒリするような強い痛みをともないます。

大人になってからの水疱瘡は重症化する恐れあり

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入院・隔離になる場合も
水疱瘡は、子供の頃にかかれば、比較的に軽症で済むケースがほとんどです。しかし、大人になってからかかると重症化しやすく、高熱をともなったり、水ぶくれの症状がひどくなったりして、入院するケースもあります。

また水疱瘡では、稀に「肺炎(水痘肺炎)」や「脳炎」「髄膜炎」などの合併症が起こることがありますが、大人の場合は、こうした合併症にかかるリスクも高くなります。特にタバコを吸っている人は、水痘肺炎を合併するリスクが高くなるので注意が必要です。

妊婦さんの水疱瘡は危険
大人になってからの水疱瘡は、重症化しやすいとお話しましたが、妊婦さんが水疱瘡にかかると、単に重症化しやすいだけでなく、お腹の赤ちゃんにも影響を及ぼす危険性があるので、さらに注意が必要です。

妊娠早期

妊娠早期に水痘帯状疱疹ウイルスに初感染すると、水疱瘡が重症化しやすいだけでなく、流産のリスクも高まります。

妊娠中期

妊娠中期以降の場合は、1〜2%ほどの確率で胎盤を介してお腹の赤ちゃんにも感染し、赤ちゃんが「先天性水痘症候群」になることがあります。先天性水痘症候群は、低体重出生、精神発達の遅れ、手足の形の異常、帯状疱疹にともなう皮膚のひきつれ、眼球の異常など、さまざまな症状を引き起こします。

妊娠後期

妊娠後期に水疱瘡にかかると、お母さんが「水痘肺炎」

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