子育て情報『【医師監修】自然界で最強の毒素ボツリヌス菌。赤ちゃんに蜂蜜は絶対NG』

2017年11月24日 18:37

【医師監修】自然界で最強の毒素ボツリヌス菌。赤ちゃんに蜂蜜は絶対NG

たとえ加熱しても、1歳未満の赤ちゃんに蜂蜜は与えてはいけません。今回は漫画の「もやしもん」や大人が打つボトックス注射でもお馴染みの猛毒ボツリヌス菌について致死量などお話します。乳児ボツリヌス症の症状、感染経路や潜伏期間、治療方法、黒糖や野菜スープも危ない……など、乳幼児のママの必須知識が満載です。

この記事の監修ドクター

目次

・「もやしもん」でも紹介!蜂蜜のボツリヌス菌が引き起こす感染症
・そうなんだ!ボツリヌス菌のよくある素朴な疑問
・ボツリヌス菌に感染した時の症状や治療方法
・まとめ


わだ小児科クリニック和田直樹先生

これまで30年余りの病院小児科での経験をいかしてお子様の健康と病気全般を扱うクリニックにしてまいりたいと思っています。また背の低い子供の診療も積極的に取り組んでいきたいと思っています。
わかりやすい説明をモットーに子供たちの頼れるかかりつけ医をめざしています。日々お母さんたちが抱いている疑問や悩みについても気軽にご相談ください。

http://www.wadaclinic.com/

「もやしもん」でも紹介!蜂蜜のボツリヌス菌が引き起こす感染症

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1歳未満の赤ちゃんに蜂蜜を与えてはいけない、と言われていますよね。その理由は乳児ボツリヌス症を発症する可能性があるからです。ボツリヌス菌の毒素がいかに強いか、漫画の「もやしもん」でも紹介されているので、ご存知の方もいらっしゃるかも知れません。

赤ちゃんがなる乳児ボツリヌス症とは
乳児ボツリヌス症は乳幼児がかかりやすい感染症の1つで、1歳未満の赤ちゃんがボツリヌス菌の卵を口にすることで発症します。食品に混じっていた芽胞(がほう)と呼ばれるボツリヌス菌の卵は体内に運ばれ、腸内まで侵入したあと、育って増え、毒素を出し、感染症を引き起こします。

生後12カ月未満の乳児の発症率が一番高いので、1歳未満の赤ちゃんはボツリヌス菌を含む食べ物を避ける必要があります。大人が芽胞を食べてもこういった反応は起きません。

ただ、赤ちゃんの腸内環境は成人ほど整っていないので、自浄作用もきちんと機能しません。そのため腸内の芽胞も簡単に発育&増殖して感染症を発症してしまいます。

自然界で最強の毒素!ボツリヌス菌の致死量
ボツリヌス菌が生産するボツリヌストキシンは、自然界で最強の毒素です。具体的な致死量は体重によって異なりますが、例えば体重が70 kgならたった0.7~0.9 μg投与されただけで死亡します。強い毒で有名な青酸カリでも致死量は5 gなので、ボツリヌス菌の毒性の強さとは比べものにはなりません。

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