子育て情報『〜ヒラからPTA会長まで〜 PTAひととおりやってみた 第17回 PTA会長の仕事』

〜ヒラからPTA会長まで〜 PTAひととおりやってみた 第17回 PTA会長の仕事

があります。役員会は本部役員9名が集まってPTAの運営について話し合う会議で、必要に応じて集まりました。開催場所は学校です。わたしの学校には保護者が使うための専用の部屋があり、PTAの会合などで便利に使うことができたので助かっていました。

役員会では、PTA運営委員会の議事進行の下準備、副会長のもとに寄せられたPTAへの質問や、委員から相談された内容などがあれば共有し、解決策を話し合っていきます。

PTA総会のスピーチで「この学校のPTAでは、できる人ができるときにできることをすればいい」と話したように、わたしはPTA活動のイメージや活動そのものができるだけ負担にならないことを願っていました。そのため、手順の中でシンプルにできるものはなるべく簡素化したいと考えており、本部役員も同じ考えだったので、解決策を話し合う際、「シンプル」「簡素化」といったキーワードが、わたしの代の本部方針のような雰囲気になってきました。

副会長、会計、書記、会計監査(庶務担当を兼務)それぞれが担当の仕事をテキパキすすめてくれたので、役員会の進行はいつもスムーズでした。
とくに副会長とは一心同体といって良いほど、行動をともにしました。

顔をあわせる機会が多く、必要なことはなんでも話し合っていたので、本部役員とはチームのように打ち解けてきました。学校で顔をあわせると自然と笑みがこぼれる仲間の存在はとても心強く、わたしのPTA活動に自信と安心感を与えてくれたのでした。

〜ヒラからPTA会長まで〜 PTAひととおりやってみた 第17回 PTA会長の仕事
梅本真由美(うめもとまゆみ)サイエンスライター。
長野県出身。NTT勤務を経てNTT系列の広告代理店で編集・マーケティング・企業向けWebページの企画制作などを担当。結婚後は専業主婦となる。2002年、 「天文台マダム日記」の公開がきっかけでライターに転身、朝日新聞・天文雑誌などに執筆多数。
現在、月刊星ナビにて「天文台マダムがゆく」、国立天文台の公式サイトにて「天文台マダム VERAに夢中!」を連載中。
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