子育て情報『高齢者と保育園児たちが、お手紙体験を通して多世代交流する 「はじめてのおてがみ」に参加してきました』

高齢者と保育園児たちが、お手紙体験を通して多世代交流する 「はじめてのおてがみ」に参加してきました

編集部:学研キッズネット編集部

目次


・お手玉やあやとりで仲良くなってから、お手紙体験

・人形劇で郵便局の仕事や郵便の仕組みをお勉強

・いよいよ手紙を回収して配達へ!




・新しいコミュニティーは、各世代にメリットがある温かい場所



高齢者と保育園児たちが、お手紙体験を通して多世代交流する 「はじめてのおてがみ」に参加してきました

お手紙体験を通して、世代を超えた交流が実現

2019年3月7日(木)、神奈川県藤沢市にある「ココファン藤沢SST」で、高齢者と保育園児たちがお手紙体験をしながら交流する、世代間を越えた新しい取り組み、学研ココファン×郵便局「はじめてのおてがみ」が開催されました。
ココファン藤沢SSTは、保育園が併設されたサービス付き高齢者向け住宅。毎月、高齢者と園児が歌を披露しあうなど、「多世代交流」を行っています。さらに、保育園では郵便局の“お手紙ごっこ遊び”支援キットを使用して、日常的にお手紙ごっこ遊びをしているそう。
今回は、高齢者と園児がお手紙交換を行うという、ほっこりするワークショップにおじゃましてきました。


高齢者と保育園児たちが、お手紙体験を通して多世代交流する 「はじめてのおてがみ」に参加してきました

ココファン藤沢SSTでは、高齢者と保育園児の交流が盛んに行われている

お手玉やあやとりで仲良くなってから、お手紙体験

朝、1Fの交流ホールには、約10名の高齢者の方々と20名の園児たちが集合。それぞれがソファや椅子に座り、グループに分かれました。そして、高齢者の方々がお手玉やあやとりを園児たちに教え、レクリエーションが開始。手を取り合い遊んでいると世代の壁も一瞬でなくなり、ひとつにまとまったアットホームな空間が生まれました。園児たちが遊びを覚え、「お婆ちゃんすごい!」「もっと見せて」と歓声が。一方、高齢者の方々も「覚えるのが早いねぇ」「上手じょうず」と、目を細めながら見守る優しい眼差しが印象的です。分からないことは素直に聞き、優しく教えてもらい、うまくできたら褒められる。当たり前だけれど難しくなった、核家族化が進んでいる現在のコミュニケーション問題が、この空間では解消されていました。


高齢者と保育園児たちが、お手紙体験を通して多世代交流する 「はじめてのおてがみ」に参加してきました

手を取り合いながら、あやとりを体験
高齢者と保育園児たちが、お手紙体験を通して多世代交流する 「はじめてのおてがみ」に参加してきました

ふたつのお手玉を使って、仲良くコミュニケーション

そして、15分ほどしてお互い打ち解け合うと、いよいよお手紙体験へ。この時間では、手紙の書き方を学びます。園児たちは、マーカーや色鉛筆などを使って、お手玉やあやとりを教えてくれたお婆ちゃんの似顔絵を。高齢者の方々は、平仮名で書いたメッセージに似顔絵を添えたりして、それぞれが、手紙に想いをしたためました。「上手に描けたね」と一所懸命に書いた手紙は、最後に切手を貼って、2つのポストに投函。「ありがとうございました!」と挨拶をして、ここで高齢者の方々はそれぞれの部屋に戻りました。

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