【高校3年生対象】進路が変わる受験生多数!?受験生への新型コロナウイルスの影響に関する調査実施
・新型コロナの影響で受験方法の見直しを検討していると回答した受験生は約3割!
・うち6割以上がAOや推薦入試での早期の受験を検討、約半数が志望校のレベルを下げると回答。一方、例年どおりの入試実施を望む受験生も多数
受験に対する不安を募らせ、勉強にも支障が出ていると回答する受験生が多い中、受験方法の見直しを検討する人も出てきています。調査によると、受験方法の見直しを「検討している」「どちらかといえば検討している」と答えた人はすでに約3割となっています。
そのうち、早期に実施されるAOや推薦入試を利用することを考えている人がそれぞれ6割以上にのぼります。また、志望校のレベルを下げると回答した人が約半数との結果になりました。その他、自由回答では「受験科目が少ない大学に変更する」「そもそも大学進学できるかわからなくなった」という回答も見受けられ、新型コロナが多くの受験生の進路に影響を及ぼしていることがわかります。
一方、見直さないと回答した人が約4割にのぼっており、現時点においては自身の当初の予定どおりの受験を望み、例年どおりの入試実施を期待している様子が窺えます。また、「どちらでもない」と回答した人も3割という結果になりました。
前述の調査結果のように9割以上の人が受験に不安を感じており、その不安や先行きの不透明感に起因して迷いが生じている様子が垣間見えます。
・各学校の対応の違いによって受験への不公平さを感じると回答した受験生は7割以上!
・休校期間の長さや授業のすすむスピードが変わってしまうということだけでなく、オンライン授業や学習用端末貸与の有無等、自宅学習に対する支援の差に不公平を感じる傾向
・新型コロナへの対応は地域や各学校等によって異なり、7割以上の人が受験への不公平さを感じていることがわかりました。
特に「休校期間が異なる」ことや「授業のすすむスピードが変わる」といった授業への直接的な影響に対して、9割以上の人が不公平さを感じると回答しています。また、「リアルタイムでのオンライン授業の有無(86.4%)」や「学校からの自宅学習用タブレット端末等の貸与(61.9%)」といった点にも多くの人が不公平さを感じており、自宅でも学習できる環境が整えられている人が受験に対して有利だとする見方が強いことが窺えます。
・新型コロナ対策として、約2人に1人の受験生がすでにオンラインサービスで学習!
・満足度をあげるポイントはモチベーションキープ
新型コロナ対策としてオンラインで学習をすすめられるサービスを利用する人が増えており、この度の調査においても、半数近くの人がすでに導入済、約3割の受験生が「導入検討中」