ものづくり教材プラットフォーム「SchooMy」で学ぶ小学生が、休校中に伴う課題を解決するアプリと自動消毒液噴射システムを開発
編集部:学研キッズネット編集部
「つくることで学ぶ・つながる」を加速させるためのものづくり教材プラットフォーム『SchooMy(スクーミー)』を運営している株式会社ライカーズアカデミアのオンライン教材を利用して学んでいる山梨県の学生が、休校中に伴う課題を解決するアプリケーションと自動消毒液噴射システムを開発し、自身の通う小学校に提供しました。
休校中の課題を解決
休校になった小中高校生を対象に、同社のプログラミング動画教材サービス「SchooMy(スクーミー)」を活用し、感染症対策をテクノロジーで行うオンラインクラスを実施。このクラスを受けている小学生が、作成したアプリ・自動消毒液噴射システムを自分たちの通っている小学校に提供しました。
学校の教員に勉強のわからないことを質問したり、友だちと勉強しているときに教え合うことができるアプリと、消毒液を出すためにポンプ部分を手で押さえなくても、センサーで手を感知して自動で消毒液を出す消毒スプレーを、自身が通う小学校に提供し、それぞれの学校での使用が検討されています。
手を出すとセンサーが感知してモーターが動きます
自動消毒液噴射システムの中は、シンプルな構造になっています
スクーミーボードに距離センサーとモーターをつないで作成しました
特に、勉強について質問することが可能なアプリは、新型コロナウイルス感染症の影響で学校に行けなくなってしまい、担任の教員と思うようにやりとりできなくなった課題を解決するためのもので、プログラミングを学び始めて1週間の小学生が開発しています。今後は、今回作成した小学生が作成したものを教える講師となり、他の子どもたちや地域の大人に教えていくための準備を進めています。またウィズコロナ・アフターコロナにおける『観光』『農業』をテーマにした仕組み作りも進めております。
現在、スクーミーを活用した感染症対策の授業が、全国の高校・大学でのオンライン授業で実施されています。4月に公開されたスクーミーのプラットフォームも、社会課題を題材にしたITの学びとしてが全国の学習塾や地域団体で使われ始めております。5月21日にリニューアルされる100講座を超える動画教材は現在期間限定で無料で利用することができます。体験授業も6月30日まで延長して実施していますので、ご利用ください。※教育機関・行政向けの仕組みも用意しております
▽リニューアルしたものづくり教材プラットフォーム「スクーミー」