【小中高生対象】休校中の学習・生活について保護者にアンケートを実施、最も望むのは「双方向オンライン授業」に
編集部:学研キッズネット編集部
「朝日小学生新聞」「朝日中高生新聞」を発行する朝日学生新聞社は、新型コロナウイルス感染防止に伴う学校の休校について、小学生の保護者と、中高生の保護者または本人に、4月末~5月上旬にアンケートを実施しました。回答者は主に、朝日小学生新聞、朝日中高生新聞を購読中または過去に購読していた人で、有効回答数は小学生1018、中高生176です。
主なトピック
■休校中の学習形態として最も望んでいるのは「教師との双方向オンライン授業」ですが、調査時点では、実現していた学校は1割に満たなくて、塾では3割強が実現していました。
■休校中も学校や塾から課題は出されていますが、半数の児童生徒は自主的な学習にも取り組んでいます。3割は無料の参考書や動画も使っています。
■学習の遅れよりも「友だちと会えないこと」「運動不足」を心配している傾向がありました。
■自由回答からは、オンライン授業の未整備、学校再開の見通しに対し、保護者の強い困惑がうかがえます。いっぽうで、自分のペースで学習ができるようになった、興味のある学びを深める機会になった、家族のコミュニケーションが増えた、など、休校を良い機会ととらえている意見もみられました。
【アンケート概要】
実施期間:2020年4月30日~5月6日
調査方法:インターネットでのウェブアンケート
有効回答数:小学生の保護者1018、中学生・高校生の保護者または本人176(本人41)
回答者の居住地:
小学生: 首都圏(埼玉・千葉・東京・神奈川)60.4%、関西圏(滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山)13.6%
中高生: 首都圏(同)52.3%、関西圏(同)13.1%
回答者の学年:小学生:5,6年生が49.8%、3,4年生が34.5%、1,2年生が13.3%、不明2.4%
・回答者の56.5%が私立・国立・公立の中学受験を予定しています
・中高生:データ不備により計測不能
調査時点での休校期間:9割以上が3月から休校状態
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