2017年4月13日 12:00
リビング学習のすすめ!ニーズに応えるリビング学習アイテム
今と昔では小学生の学習環境も変わってきていて、子ども部屋に学習机を置くのではなくリビングで勉強させる家庭が増えています。
リビング学習=ダイニングテーブルでの勉強という印象が強いですが、リビング学習用に様々なニーズに対応したアイテムが展開され人気を集めています。
リビング学習のメリットは?
学習机について知る前に、リビングで学習するメリットについて知っておきましょう。リビング学習は、「東大生の多くが子ども時代にリビングで学習していた」という説が浮上したことから注目され人気が高まりました。
リビング学習のメリットは、まずは誘惑に負けない集中力が身につくということ。勉強が好きで自ら取り組める子は問題ないのですが、勉強嫌いな子が宿題を一人で行おうとすると机の上や部屋の物に気を取られてしまい、勉強がはかどりません。
誘惑に負けやすい小学校低学年だからこそ、宿題に必要なものだけをリビングに持ち込んで取り組んだ方が、遊びと勉強のメリハリがつき、「これだけ終われば遊べる」という目標がはっきりすることで勉強に集中できるのです。
また、リビングにいる家族が立てる物音にも慣れることで、教室やテスト会場でも他の音を気にせず集中して取り組めるようになります。
家族がいるという緊張感と安心感もメリットです。「勉強しなくては」という気持ちと、いつでも疑問を聞くことができるという安心感で、良い精神状態を保ち勉強に取り組めます。
サイズを小さく、多様化した学習机
リビングに学習机を用意する場合、置き場所に困るという家庭も多いでしょうが、そういったニーズに応え、従来よりも10~20cm奥行きを小さくしたものが人気となっています。
※省スペースのコンパクトデスク(カリモク家具公式サイトより)
また、机、棚、チェストなどのセットで多彩な組み合わせが可能で、小学生の内は机だけを置き、中学生になったら棚と合わせて子ども部屋に置くなど成長に合わせて使うことができ、長く使える仕様になっています。
子どもが使わなくなったら、親がパソコンデスクにできるなど無駄にならない工夫がされているものもあります。デザインも、リビングのイメージを損なわないような落ち着いたデザインのものがほとんどです。
机が置けない家庭には収納棚がおススメ
※ランドセルラック(カリモク家具公式サイトより)
机のサイズが小さくなったとはいえ、リビングに机を置くスペースは確保できない・・という家庭も多いでしょう。