2018年6月8日 12:36
どれを選んだらいいの?チャイルドシートの種類と選ぶ基準
しかし装備されていない車には取り付けることができないので、購入時には自分の車に適合しているか確かめましょう。また、中古車や古い型の車、外国車などは規格に適応していないこともあるので注意が必要です。
ISO-FIXの方が価格は高めですが、簡単に取り付けられる為人気が高まっています。前述したミスユースも少ないので、設置が簡単で分かりやすいです。しかし車の使い方でも考える必要があります。マイカーに固定したままならISO-FIXタイプ、祖父母の車など複数の車に乗せるなら軽くて持ち運びやすいベルト式タイプが便利でしょう。
チャイルドシートは安全性も大切。国が設けた安全基準をもとにチャイルドシートの安全性が確保されているかどうか、危険性がないかの試験を行っており「チャイルドシートアセスメント」として公開しています。
この試験は毎年実施されていて、最新版だけではなく過去の分も公表していて確認が可能です。
2012年7月以降の現行基準を満たしたチャイルドシートには「Eマーク」が添付されています。購入時は、チャイルドシートアセスメントやEマークを参考にすると良いでしょう。旧基準を満たしたチャイルドシートには「自マーク」が貼られています。
※チャイルドシートアセスメント(国土交通省HP)
3. おすすめのチャイルドシート
(1) Aprica ディアターン プラス プレミアム
回転式ベッド型チャイルドシートです。新生児期だけではなく、4歳になっても使用できるため長く使えることが魅力です。フルリクライニング機能が搭載されていて赤ちゃんを仰向けに寝かせてあげられるので、車の中でぐっすり眠ることができます。「長時間車に乗せることが多い」「子どもの身体に負担のかからないものがいい」という方におすすめです。
(2) Aprica スムーヴ TS インファント カーシート
わずか2.6kgの軽量タイプで、使用する車を変えることが多い方に使いやすくなっています。一番の特徴は「チャイルドシート」「キャリー」「ベビーカーにそのままセット」「ローチェア」「ロッキングチェア」として5wayで使えるという点。
寝ている赤ちゃんを起こすことなく車から降ろせますし、外食時などには赤ちゃんの居場所になります。1歳頃までと使用期間は短いですが、ローチェアやバウンサーを買う必要がないので全てを1つで済ませたい方には重宝するアイテムです。