2016年7月28日 10:25
夏休みは子どもと一緒に料理できる絶好のチャンス!料理から子どもが学ぶこと
長い夏休みが始まりました。長期間、園や学校に行かない生活は、普段と違ったことをするチャンスといえるでしょう。お出かけも楽しみな季節ですが、時には家でゆっくりと親子クッキングをするのはいかがでしょうか。どんなお手伝いをさせたらよいのか、気を付ける点はどんなことかを知って是非チャレンジしてみましょう。
まずはできることから始めよう
料理のお手伝いといっても、年齢やその子の手先のレベルによってできることは様々です。しかし「この子にはまだできないから」と決めつけるのではなく、些細な事からで構わないのでやる気がある子にはどんどん挑戦させてあげましょう。
簡単にできるものは「丸める」「混ぜる」「こねる」「卵を割る」などがあります。
特に丸める・こねるは遊びに似ているため子どもがとても好きな作業です。
まずは大人が手本を見せて、子どもが行う時には手を添えて教えてあげましょう。
粉類をまぶす場合は、ポリ袋に粉と材料を入れて口を閉じれば簡単に、しかも手を汚さずに混ぜることができます。
1つできたらたくさん褒めてあげ、徐々にレベルアップしていくと子どもに自信がつきますね。
年齢別のお手伝い内容とは
お手伝いをさせる内容は年齢だけで決められるものではありませんが、ある程度の目安を知っておきましょう。
2~3歳は真似をしたがる時期です。手でできる「洗う」「(炊飯器などの)スイッチを押す」「パンに具を乗せる」などをやらせてみましょう。その際、必ず最初に手を洗ってから行うことを教えます。毎回教えることで自然と習慣になります。
4~6歳は手先も器用になるので、調理器具を使ったお手伝いも取り入れてみましょう。包丁がまだ早いと思えばピーラーを使うなど、工夫するといいですね。IHも含めた火の扱いはまだ行わない方が無難でしょう。その代わり、火の危険性をしっかりと教えます。他にも、生肉は食べない、生のものを触ったら必ず手を洗う、など、理解力が増す時期に基本的なことを徐々に教えていくと良いでしょう。
小学生になったら、当然親の監視のもととなりますが料理を最初から最後までやり遂げるところを目標としましょう。火を使わず、電子レンジやホットプレートなどを使用すると安全にできますね。学年があがってくれば、徐々に「焼く」「茹でる」「揚げる」などの調理にも挑戦しましょう。
包丁の使い方を覚えましょう
包丁を使い始める年齢については、早い子では3歳という子も、小学校にあがってからという子もいます。