子育て情報『発達障害の診断・検査方法は?診断・検査は受けるべき?発症年齢や検査・診断の方法を詳しく紹介します』

2017年2月28日 15:00

発達障害の診断・検査方法は?診断・検査は受けるべき?発症年齢や検査・診断の方法を詳しく紹介します

周りが障害に気づかず、見逃されている場合も少なくありません。大人になってから初めて判断が下る場合もあります。

http://www.hattatsu-clinic.com/qa_3.html
参考:東戸塚こども発達クリニック


発達障害の診断・検査、医療機関での診断基準は?

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28061000259

発達障害の診断には、アメリカ精神医学会の診断基準である『DSM-5』(『精神疾患の診断・統計マニュアル』第5版)やWHOの診断基準である『ICD-10』(『国際疾病分類』第10版といった国際的な診断基準が使われている場合が多くあります。

『DSM-5』と『ICD-10』では診断名や診断基準が異なる疾患も少なくありません。例えば、『ICD-10』でアスペルガー症候群という診断名は『DSM-5』にはなく、同じような症状を持つ場合、自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害という診断名に当てはまります。そしてカルテや診断書に使用する名称にどちらの診断基準のものを使用するかは医療機関や医師によって差があります。

そのため、医療機関の適用する診断基準によっては、診断名が変わってくることもあります。また上でも述べましたが、最初の診断名から成長につれて診断名が変わる場合もあります。


http://www.amazon.co.jp/dp/4260019074/
参考:『日本精神神経学会/監修『DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル』2014年 医学書院/刊


発達障害の診断・検査方法

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28177002344

発達障害の症状は、先天的な脳機能障害が原因となって生じますが、その詳細なメカニズムや、なぜその脳機能障害が引き起こされるのかは遺伝的要因と環境要因が相互に影響して脳機能障害が起きると考えられており、まだはっきりとは解明されてはいません。また、発達障害の症状は様々であり、原因も多様であると考えられ、全ての人に当てはまる唯一の原因はないのではないかとも言われています。

このような中、現在の医学では妊娠中の羊水検査、血液検査、エコー写真などの出生前診断で判明することはありません。

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