2016年12月26日 12:00
もうイライラしない!「マイペース君」とのコミュニケーション術
ご近所の有名人!?「マイペース君」の正体とは
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10568002402
「マイペース君」…それは、さり気ない気遣いや「言わなくても察して欲しい」なんて奥ゆかしさや、煩わしい社交辞令や世間体とは無縁の人のことです。
気になることは徹底的に追求しながら我が道を独走し、気がつけばご近所の有名人、クラスの変わり者。その上、職人気質の頑固一徹で気難しいとくれば、周りの人も実はついてゆくのが大変だったりします。
なぜなら「マイペース君」は、地球や宇宙や人類には優しいのに、目の前50cmにいる「私」のことは全然気づかなくて、分子や数の法則やバグのことにはデリケートなのに、髪型やファッションや女心には本当に無頓着なのですから…。
でも、もしかしたら本当は「マイペース君」も、あなたが何を考えているのか知りたいけど、わからなくて困っているのかも。そして、気がつけば1人ぼっちで、「なんでこんなに、自分は皆と違うんだろう…」と、人知れず思い悩んでいることもあります。
でもね、本当はそんな「マイペース君」は、ITの革命児スティーブ・ジョブズのように、ユニークで独創的で、強靭なメンタルの持ち主なのかもしれません。
そんな強烈な個性と才能豊かな「マイペース君」の長所やいいところに気づき、良い関係を気長に続けるために、お互いに「空気がわかりやすくなる」コミュニケーションの秘訣を、自身も含めて5人家族がマイペース一家な、楽々かあさんこと、大場美鈴がお伝えします。
マイペース君の短所を長所に「凸凹変換」すると…?
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ではなぜ、「マイペース君」は、こんなにもマイペースなのでしょう?
実は「マイペース君」が目の前のことに気づかないのは、心のピント調節が苦手だからかもしれません。
まるで、GoogleEarthで遊ぶ子どものように、宇宙飛行士の視点から地球を眺めたり、反対にググーッと寄って、虫眼鏡の視点から、部分を拡大して観察するのは得意なのですが、対人関係に程よい距離感(相手の顔がよく見える距離)にピントを合わせにくいのです。すると、人の表情から感情を正確に読み取ったり、その場の状況を臨機応変に判断するのが苦手なので、「空気が読めない」と言われてしまいがちです。