子育て情報『ユニバーサルデザインとは?定義や事例、バリアフリーとの違いを詳しく解説します!』

2017年7月21日 17:00

ユニバーサルデザインとは?定義や事例、バリアフリーとの違いを詳しく解説します!


ユニバーサルデザインとは?

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10154001298

ユニバーサルデザインとは、「特別な製品や調整なしで、最大限可能な限り、すべての人々に利用しやすい製品、サービス、環境のデザイン」を言います。

平成14年に閣議決定された「障害者基本計画」、また2006年に国連総会において採択された「障害者の権利に関する条約」では以下のように定められています。

あらかじめ、障害の有無、年齢、性別、人種等にかかわらず多様な人々が利用しやすいよう都市や生活環境をデザインする考え方。(【障害者基本計画】より)

http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kihonkeikaku.html
「ユニバーサルデザイン」とは、調整又は特別な設計を必要とすることなく、最大限可能な範囲ですべての人が使用することのできる製品、環境、計画及びサービスの設計をいう。(【障害者の権利に関する条約第2条(定義)】より)

http://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000018093.pdf
たとえば自動ドアは、特別な道具や動作をすることなく、子どもからお年寄り、車いすに乗っている人や両手に荷物を抱えた人など多くの人が利用することができるデザインになっており、ユニバーサルデザインの代表的な例であるといえます。

シャンプーの容器もよくユニバーサルデザインの例としてあげられます。シャンプーの容器には、触っただけでリンスの容器と区別できるよう、突起がついています。これにより目が不自由な人はもちろん、シャンプーの最中に目をつむっていてもシャンプーとリンスの区別がつけられるようになりました。


一般的にデザインというと、ファッションや商品の「デザイン」を思い浮かべる人が多いかもしれません。

しかしユニバーサルデザインが指す「デザイン」はもっと広い意味あいがあり、見た目だけのデザインではなく構造なども含むトータルコーディネートが大事だといわれています。

この記事では、ユニバーサルデザインの成り立ちや基本的な考え方、さまざまな事例についてご紹介します。


「ユニバーサルデザイン」という考え方はどうやって生まれたの?

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ユニバーサルデザインは1980年代、アメリカのロナルド・メイスによって提唱されました。

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