子育て情報『ユニバーサルデザインとは?定義や事例、バリアフリーとの違いを詳しく解説します!』

2017年7月21日 17:00

ユニバーサルデザインとは?定義や事例、バリアフリーとの違いを詳しく解説します!

にあたります。

たとえば電車のホームで最近よく目にするホームドアや二重ドアは、電車の到着までその扉を閉めておくことで、私たちがホームに転落する危険性を最小限にしてくれます。

ほかにも扉を開けると自動的に停止する電子レンジは、私たちが間違えて扉を開けたままにしたとしても事故が起きないように、その可能性を未然に防いでいるのです。

6.身体への過度な負担を必要とせず少ない力でも使えること
身体に負担を感じることなく、自由・快適に使えることをいいます。

最近駅やオフィスなどで、ICカードをタッチすることでゲートを開ける光景をよく目にするようになりました。特に交通機関では、毎回乗り換えのたびに並んで切符を買うような手間が省け、大変便利です。

このように繰り返しの操作を最小限にしたり、疲れにくいようにしたりすることが「少ない身体的努力」です。利用者は、無理のない姿勢や力で操作でき、自分のペースを乱されないという点でより快適になります。


7.使いやすい十分な大きさと空間が確保されていること
使う人の体格や姿勢、使用状況にかかわらず、使いやすい大きさと広さが確保できることをいいます。

たとえば駅や公共施設で見かける「誰でもトイレ」「みんなのトイレ」は、ユニバーサルデザインを意識して設計されたものです。車いすやベビーカー、オストメイトの人(事故や病気で人工肛門を付けている人)、そのほかにもトランクなど大きい荷物を持った人など、色々な人が使用するためには、トイレにも無理のない大きさが必要です。広い空間を利用すれば、赤ちゃん連れの人も利用できるようにベビーベッドを設けることもできます。

このトイレのようにさまざまな身体的特徴を持った人が近づき、操作するための広さや大きさを整えているのが、「利用しやすい大きさと空間」です。

http://www.ud-web.info/how_7rule
参考:「ユニバーサルデザインの7原則」|UD資料館

ユニバーサルデザインとは?定義や事例、バリアフリーとの違いを詳しく解説します!の画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11017014538

ユニバーサルデザインと似た考え方としてたびたび登場するのが「バリアフリー」です。また、この2つの考え方のもとになる理念として、ノーマライゼーションがあります。

ノーマライゼーションとは、すべての人が人間として普通の生活ができるよう、ともに暮らし、ともに生きていくことを目指す社会がノーマル(正常)

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