子育て情報『「息子がADHDでラッキーだった!」育児漫画家ラム*カナさんがそう語る理由は?』

2017年1月25日 16:00

「息子がADHDでラッキーだった!」育児漫画家ラム*カナさんがそう語る理由は?

例えば…キョウタはオムツがはずれたあと、おもらしはほとんどなかったんですが、うんちだけはおむつでしたがってたんですよ。

あるとき専門の先生に相談してみたら、

「強制的にトイレでやらせるのは絶対ダメだけど、誘うことはしてください。トイレに誘うだけ誘って、まずは1秒でもいいから便座に座らせて、座れたことを褒めてください。そのあとオムツでうんちをしたらそのときはそれで良し。その次は3秒座らせ、次は5秒…としていけば、おのずと嫌がらずトイレでできるようになってきますよ。」

と言われたんです。実際にそうしてみたら、本当に半年くらいでトイレでうんちできるようになって。

そのとき、この方法はなんでも使えるなと思ったんです。無理はさせず、何かさせたいことがあったら誘うことから促して、ハードルを低いところから始めてあげればいい。
今は小学校に行ってますけど、細かいことは置いといて、無事帰ってきたら合格!です(笑)。

編:あの「寝る前のひとこと」のコラムのお話ですよね。大好きです!泣けます。

「息子がADHDでラッキーだった!」育児漫画家ラム*カナさんがそう語る理由は?の画像

Upload By 発達ナビ編集部
「息子がADHDでラッキーだった!」育児漫画家ラム*カナさんがそう語る理由は?の画像

Upload By 発達ナビ編集部

「息子がADHDでラッキーだった!」育児漫画家ラム*カナさんがそう語る理由は?の画像

Upload By 発達ナビ編集部

https://h-navi.jp/column/article/35025723
「今日も無事に帰宅してくれた」その安堵を伝えたときに、思わず泣けた息子の言葉

編:今は苦手なことでも、無理して克服させるわけではなく、本人がやりたくなるのを待つ、ということなんでしょうか?

ラ:そうですね。もし字を書くのが嫌いで、やりたくなかったら今はいいと思っています。やりたくなったらその時期に頑張ればいい。

それでも前に比べたら文字はスムーズに書けるようになってるし、嫌がる度合いも減ってきたので、無理にやらせなくても変わっていくかな、待てばいいかなと思っています。1年生だしまだまだこれからだから、今はまだ焦ることはないかなと。

逆に掛け算や割り算は大好きなので、本当はそろばんなどの習い事をやってみたらいいのではと思ったりするんですが、今は弟と遊ぶことがなにより楽しいみたいなので、本人が数に関する習い事をしたいと言ったときがそのときなのかなと思っています。



「ウチの子ADHDでさ~」そんな会話が自然に生まれる雰囲気をつくりたい!

「息子がADHDでラッキーだった!」育児漫画家ラム*カナさんがそう語る理由は?の画像

Upload By 発達ナビ編集部

https://h-navi.jp/column/article/35025928
ADHD息子、神がかった記憶力の悪さに思わずズコーッ!発表会の当日に…

編:これからふたりの息子さんにはどのように成長していってほしいと思っていますか?

ラ:これは私が子育てするうえでの一番のコンセプトなんですけど、自分のことを好きな子になってほしいですね。

関連記事
新着子育てまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.