2017年2月28日 14:00
結節性硬化症とは?症状や原因、診断基準、治療法、医療費の助成などの支援まで詳しく紹介!
http://www.afinitor.jp/tsc/particulars/particulars05.html
参考:主な腎病変(腎AML)|結節性硬化症.jp
◇網膜過誤腫
網膜過誤腫は網膜にできる腫瘍のことです。痛みなどは無く視力に影響を与えることはありません。しかしまれに増大して網膜剥離(網膜が破れて視力が低下する疾患)や硝子体出血(出血によって視力低下を招くことがある)などの合併症を伴う場合があります。
早期幼児期頃から表出するといわれていて、年を重ねるごとに出現頻度が高くなる傾向があります。その他に結節性硬化症の眼病変として、網膜の白斑に類似した網脈絡膜脱色性の病変や網膜無色素斑などが起こることがあります。
http://www.afinitor.jp/tsc/particulars/particulars08.html
参考:眼病変(網膜過誤腫)|結節性硬化症.jp
大人になってからの結節性硬化症の症状
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11071001527
結節性硬化症の大人になってから発症する症状について紹介していきます。
◇リンパ脈管筋腫症(LAM)
リンパ脈管筋腫症(LAM)は、主に20~40歳の女性に多くLAM細胞と呼ばれる細胞が、肺、リンパ節、腎臓などで、比較的ゆっくりと増える疾患です。LAM細胞が両側の肺に散在して増加し、それに伴ってのう胞と呼ばれる小さな肺の穴が複数生じ、進行した場合は息切れなどが生じます。
呼吸不全という状態になり酸素療法が必要になることもあります。リンパ脈管筋腫症は以前「肺リンパ脈管筋腫症」と呼ばれていましたが肺だけの病気ではないので名称が変わりました。
http://www.nanbyou.or.jp/entry/173
参考:リンパ脈管筋腫症(LAM)(指定難病89)|難病情報センター
◇多発性小結節性肺細胞過形成(MMPH)
多発性小結節性肺細胞過形成(MMPH)は肺内にある2型肺胞上皮細胞が固まることによって腫瘍が発生する疾患です。病変がはっきりと限定されずに、全身や臓器全体など広範囲に広がる状態になります。しかし痛みなどもなく無症状であるために気づきにくい疾患です。リンパ脈管筋腫症と違って男女差はありません。
http://www.afinitor.jp/tsc/particulars/particulars07.html
参考:肺病変(肺LAM)