2017年6月21日 14:00
“おやつの飴”も発音訓練用アイテム!?親子で言語トレを楽しく続ける永久保存版テク
「『さ』ポーズ」と「『た』のポーズ」をカードにし、娘にどちらかを言わせます。
『さ』のカードを選んだ娘が、『さ』を言うことが出来ず、「た!た!『た』のポーズ!」と言います。
私は、聞こえたまま『た』のポーズを取ります。すると、『さ』と言っているつもりの娘は、「ちがうよ!た!た!」と訂正します。
その時に「え~…『た』に聞こえたよ~?」と言い、自分の発音を気にかけるきっかけを作ります。
Upload By SAKURA
娘が、もう『さ』と『た』の違いを理解し、自分の発音に意識を向けさせることが出来たら、あとは繰り返すことだけ!
しつこく言わせたりして、娘が発音を嫌がってしまっては、逆効果。
厳しく発音を訂正したりしないように、気を付けます。日々の生活の中で、『さしすせそ』の言葉に触れ、さりげなくたくさん発音させます。
発音が間違っていても、指摘はさらっと。
しつこく言い直させることはせず、気持ちとしては、「気が向いたら覚えといてね~」という軽い感じを心がけました。
Upload By SAKURA
振り返ってみれば、かけがえのない親子の歩みでした
娘が言葉が出始めた3歳ごろから、5歳まで向き合ってきた発音。
現在、6歳(小学一年生)の娘は、きれいに『さしすせそ』が発音できるようになりました。
私の方法が正しかったか…。(他の人から見たら)もっと早く言えるようになる別の方法があったか…。今となってはわかりません。
でも、大切なのは、目標に向かって、我が子と一緒に歩んできたということ。
一緒に訓練して、どうすれば良くなるか?を考えながら模索しながらやってきた。私と娘にとっては、なくてはならない重要な時間でした。これからも私は、こうやって一緒に寄り添って歩いていきたいと思っています。
Upload By SAKURA
発語のない6歳、3歳、1歳の3兄弟。支援者と共に育児に奮闘する日々【新連載】