子育て情報『【発達ナビの読書週間】星槎大学・阿部利彦先生のオススメ本』

2017年11月1日 12:00

【発達ナビの読書週間】星槎大学・阿部利彦先生のオススメ本


『ワンダー』

「本書も映画化されていますが、日本ではまだ公開が決定していません。主人公はオーガスト君。彼は発達障害ではなく生まれつき外見に障害がある男の子です。

10歳にしてはじめて学校に通うことになったオーガスト君と周囲の人たちの視点で物語が進みます。本書のテーマ(例えばいじめ)について親子で話し合ってみるのもいいかも知れません。」(阿部利彦先生)

阿部先生がおすすめする親子で読んでほしい本は、全世界で発行部数500万部を超える児童書『ワンダー』です。

外見に障害がある人に対してまわりの人はどう接したらよいのか、子どもにどのように説明したらよいのでしょうか?

作者のR・J・パラシオさんも、障害のある女の子と出会ったときに子どもたちの前で取ってしまった行動を後悔し、この本を書き始めたとのこと。

本書はいじめをテーマにしていますが様々な人の視点で語られ、感動のあとに明るい気分になれる本です。「人と違うということ」「ふつうとは何か」について親子で考えるきっかけにしてはいかがでしょうか。



阿部利彦先生プロフィール

【発達ナビの読書週間】星槎大学・阿部利彦先生のオススメ本の画像

Upload By 発達ナビ編集部

阿部利彦(あべとしひこ)

星槎大学・発達支援臨床センター長。

『新・発達が気になる子のサポート入門』(2015年,学研)、『見方を変えればうまくいく!特別支援教育リフレーミング』(2013年,中央法規出版 )、『見方を変えればうまくいく!発達が気になる子の子育てリフレーミング』(2015年, 中央法規出版)、など著書多数。

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