子育て情報『気分変調症/気分変調性障害とは?症状、診断基準、治療から併存しやすい病気、病気と性格との関係まで』

2017年11月25日 11:00

気分変調症/気分変調性障害とは?症状、診断基準、治療から併存しやすい病気、病気と性格との関係まで


気分変調症/気分変調性障害とは?

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10154001301

気分変調症とは、比較的軽度の気分の落ち込みが慢性的に続く病気のことを指します。

成人期早期に発症することが多く、短くても数年間、ときには一生続くこともある慢性的な経過をたどりやすい病気です。

症状があっても、本人は病気ではなく性格的な問題であると考えていることもあり、適切な治療が早期に受けられないこともあります。

この病気の症状自体は比較的軽度ですが、就学や就労、家事などの社会的な役割や人間関係など、日常生活に及ぼす影響は、うつ病と同等あるいはそれ以上と言われています。

男性と比べると女性のほうが約2倍の確率で発症しやすく、うつ病(大うつ病性障害)や不安障害、パーソナリティ障害などの他の精神疾患と併存する可能性があります。

「気分変調症」という名称は世界保健機関(WHO)の『ICD-10』(『国際疾病分類』第10版)診断基準におけるものです。

一方、アメリカ精神医学会の『DSM-Ⅳ-TR』(『精神疾患の診断・統計マニュアル』第4版テキスト改訂版)では気分変調性障害、『DSM-5』(『精神疾患の診断・統計マニュアル』第5版)では持続性抑うつ障害という名称となります。

これらは名称こそ異なりますが、症状などの内実はほとんど共通します。

この記事では、ICD-10とDSM-Ⅳ-TRをひきながら説明致します。

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参考文献:中根允文ら/監『ICD-10精神科診断ガイドブック 』2013年中山書店/刊


気分変調症/気分変調性障害の症状

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気分変調症/気分変調性障害の症状はどのようなものでしょうか?アメリカ精神医学会の『DSM-Ⅳ-TR 精神疾患の診断・統計マニュアル』を参考に、気分変調性障害の方が訴える症状を紹介します。・抑うつ気分がほぼ一日中ある日が多い
・食欲の異常(食欲減退か過食)
・睡眠障害(不眠か過眠)
・気力の低下や疲労感
・自尊心の低下
・集中力低下や決断困難
・絶望感
参考文献:高橋三郎ら/訳『DSM‐IV‐TR 精神疾患の診断・統計マニュアル』2003年医学書院/刊

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これらの症状はうつ病とかなり類似しているため間違えられることもあります。

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