子育て情報『発達障害の薬物療法、どのように向き合う? 薬に対する考え方、本人・周囲への伝え方ポイントまとめ』

2018年4月9日 11:00

発達障害の薬物療法、どのように向き合う? 薬に対する考え方、本人・周囲への伝え方ポイントまとめ

また、ASDに対する抗精神病薬の使用で、眠気が増す、そわそわとした感じが出現する、月経不順、体重増加といった副作用が現れる子どももいます。

あらかじめ子どもが飲む薬の副作用にはどんな症状が考えられ、万が一起きた時はどう対処すればよいのかを把握しておくことが大切です。

以上のことを踏まえ、薬物療法においては、常にメリットとデメリットを天秤にかけて検討することが大切です。何を目標として薬物療法を受けるのかを、明確にしておく必要があります。

発達障害の治療に関して、薬物療法が唯一の治療法ではありませんし、薬物療法によって改善しうる症状は、その子の抱える問題のほんのわずかな部分に過ぎません。

・他の治療に比べて薬物療法を実施するメリットがあるのか
・その他の治療と組み合わせることで相乗効果が得られるのか
・薬物療法をいつまで続けるのか

この3点を中心に考えながら、薬物療法を進めることが重要です。


【Q.2】薬物療法って、途中でやめられるの?

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10154001069

精神科の病気に用いられる薬には、一度服用すると、再発を予防するために薬物療法を続ける必要があることがあります。そのイメージが強いためか、発達障害の薬物療法でも「一度始めたらやめることができないのでは?」と考えている親御さんが少なくありません。

確かに、子どもの様子を見て、薬の力が継続的に必要であれば薬物療法を続ければよいでしょう。しかし、薬物療法の標的となっていた症状がすでに改善しており、薬物療法を中止しても、概ねその状態が維持できるのであれば、薬物療法を続ける理由はありません。

そのためにも、どんな症状を標的として薬物療法を開始したのかを明確にしておくことが、不要な薬物療法を漫然と継続しないためにも大切なのです。服薬を継続することのメリットやデメリットは、子どもであっても感じ取っているものです。親御さんの意見だけでなく、その子の服用感を大切にしながら、継続を検討していくとよいでしょう。


【Q.3】薬物療法に対する意見が周囲と合わない時、どうすればいい?

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薬物療法を巡って、子ども本人、親御さんにも迷いがある場合も少なくないのですから、ご家族の意見が一致しないことがあるのも当然のことです。

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