子育て情報『発達障害グレーゾーンの子がほんの数ヶ月の「発達の時差」で、自信を失わないためにできること』

2018年6月21日 12:00

発達障害グレーゾーンの子がほんの数ヶ月の「発達の時差」で、自信を失わないためにできること

がある間、本人は宿題にすごく時間がかかったり、今の学習単元の内容が難しく感じられると思います。

この負担を減らすために、長男同様、長女の場合も「一時的に」ツールを使い、私も宿題サポートをしています。こういった、補助的なツールやサポートは、負担の大きな時期だけして、できるようになったら卒業すればいいのです。

例えば、宿題の音読の負担が大きな時は、長女は「耳からの情報」は良く受け取れるので、

・最初は私が文を一節ずつ読み、その後を長女が復唱する。慣れてきたら文章を次第に長くしていき、最終的には全部一緒に読む。
(例:母「むかしむかし」娘「むかしむかし」→母「あるところに」娘「あるところに」→…)

・よく読み間違えるところにラインを引いたり、単語を◯で囲ったりする(娘の好きな色でOK!)

…など。この場合のポイントは、教科書の文字をペンや指でなぞりながら「文字と音をセットで入力し、体感して読む」ことだと思います。長女が字を目で追わずに、私の声だけを頼りに読んでいたなら、手を添えたり、「字も一緒に見てね」と声かけしました。


お母さんやおうちの方が一緒に読んでくれるだけでも、負担感がずいぶん違うと思います。

発達障害グレーゾーンの子がほんの数ヶ月の「発達の時差」で、自信を失わないためにできることの画像

Upload By 楽々かあさん

同様に、計算ドリルの宿題も、指やブロック、お菓子、ビーズなどは好きなだけ使って良いことにし、必要があれば、私の両手も両足も、その辺に寝転がっている次男の足の指も使いました(笑)。

LDのある子に限らず、小さな子は数や量の感覚が未発達なことが多いので、「その子のタイミング」が来るまで、実物を見て、触って、確かめながら考えればいいんです。そして、長男の時の反省を活かし、長女が「宿題イヤだな、つらいな」とならないよう、「なるべく」明るく楽しいイメージでできるように心がけました(とはいえ、私もいつもニコニコしながら気長につき合えた訳ではありませんので、ご安心下さい)。

そうしているうちに、「きょうは1人で読めるよ」「あ、これはユビつかわなくても、◯子わかる!」が増えてきました。


発達障害グレーゾーンの子がほんの数ヶ月の「発達の時差」で、自信を失わないためにできることの画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11017016260

そして、私の想像上の生き物である「フツーの一年生」とではなく、長女自身との比較で、「その子なりに」できるようになったこと、頑張れていること、小さな進歩などを、キモチ大盛り気味で伝えています。

関連記事
新着子育てまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.