2018年1月13日 13:00
「どうしてママは意地悪言うの?」声をかけを嫌がる子ども。わが家で決めたルールとは
「そうだったの...。」 「全然知らなかった」
「楽しいことは応援してもらえなくてもできるから『さあ、がんばって遊びましょう〜!』なんてあえて言わないんだけなんだよ。でも、あなたたちが『やらされてる』『邪魔されてる』って感じちゃったら意味がないから、ママもこれから伝え方を工夫してみるね」
「なりたい自分になるために努力する」時間を決める
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11032004616
そんなわけで、翌日からわが家では午前中を「なりたい自分になる努力をするための時間」と位置づけて過ごすようになりました。
せっかくの勉強も『やらされている』と思った瞬間に苦痛に感じてしまう気持ちも理解できるので、その時の自分に必要なものを自由に選べるように、テキストやドリルなど、それまで私が管理していたものはすべて子供たちに渡してしまいました。
私「今日はどんなことをするの?」
息子「うーん、今日は書けるようになりたい漢字があるから、辞書で調べて書いてみる!」
娘「今日はちょっとピアノに力を入れたいから、2時間ぐらい弾いてみようと思ってる」
私「そう!いいね〜!じゃあ、ママもお掃除と洗濯を頑張ってくるから、あなたたちも頑張ってね!」
そうやって私が少し部屋を離れても、自分たちで「なりたい自分になるための努力」ができるようになってきました。また、丸付けが必要なときや大人の助けが必要なときは、子どもたちから私にお願いする形をとることにしました。
凸凹が激しく、支えが必要な子たちだからこそ、他人に力を貸してもらうときのマナーについても、日常の中で幾度も練習を繰り返せるようになってよい学びの機会となっています。
たくさんのご家庭で「もう宿題はやったの?」「今やろうと思ってたところなのにやる気をなくした!」という戦いが繰り広げられていることだと思いますが、なぜ大人がそのような声かけをするのか、一度お子さんと話し合ってみませんか?
私たちが子どもだったとき、やはり大人の正論を疎ましく感じてしまうことは多かったと思うのです。
そのとき、 どんな風に接してもらえれば嬉しかったのか、どんな声かけをしてもらえれば前向きに物事に向かうことができたのか。それを一度思い出してみるといいかも知れません。