子育て情報『アダルトチルドレンとは?症状や、生きづらさの原因は?回復のアプローチや取り組み方も解説します』

2018年2月16日 11:00

アダルトチルドレンとは?症状や、生きづらさの原因は?回復のアプローチや取り組み方も解説します

アサーティブなコミュニケーションとは、相手の権利や要求も尊重することによって、自分の意見や要求を相手が受け取りやすいように伝えるコミュニケーションの方法です。

これは「新しいスキル(生きるうえでの技能)を学ぶ」ステップに役に立ちます。なぜならアダルトチルドレンは自己表現の仕方に問題を抱えている場合が多いからです。

言いたいことが言えず、相手の要求を飲み続ける受身的な態度や、反対に、相手がその発言に至った経緯・権利などを否定することもなく、お互いを尊重し合い、気持ちよくやりとりできる状態での自己主張を目指します。


アダルトチルドレンの回復の取り組み方とは?

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10132112124

今まで、アダルトチルドレンの回復に向けたアプローチ方法を紹介してきました。では、具体的にはどのように取り組むとよいのでしょうか。ここでは、その取り組み方を紹介します。

子どもの時期を依存症やその他の機能不全のある家庭で過ごした成人(=アダルトチャイルド)の自助グループや当事者会、支援団体もあります。


自助グループの一つアダルト・チルドレン・アノニマス「ACA」では、全国各地にあるグループが自律的に活動を行っています。同じような悩みや辛さを抱えた者同士が「言いっぱなし・聞きっぱなし」で各自の物語を語ることで問題の解決や克服を目指しています。

ほかにも、いじめや児童虐待、言葉による暴力、家族関係、人間関係など、さまざまな要因によるトラウマから生き延びてきた人(サバイバー)たちの回復支援団体である「JUST」などがあります。https://aca-japan.org/
ACAにようこそ!

http://www.just.or.jp/
特定非営利活動法人日本トラウマ・サバイバーズ・ユニオン

臨床心理士やカウンセラーの力を借り心理療法を受けることも、一つの手です。

専門家を探す際は、信頼できる専門家選びが重要です。以下は自分がアダルトチルドレンではないかと悩んでいる場合にカウンセラーを選ぶ際のポイントです。

1、嗜癖についての理解がある。
2、自助グループについての理解がある。

3、アダルト・チルドレンであることや機能不全家族の出身であることが、どういうことを意味するか理解している。

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